「青木繁と近代日本のロマンティシズム」展 |
05月08日 (木) |
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「「青木繁と近代日本のロマンティシズム」展」
先日、東京国立近代美術館で開催中の
「青木繁と近代日本のロマンティシズム」展へ行った
青木繁だけでなく同時代の画家の作品を
テーマごとに展示するという企画が成功していた
近代の苦闘の中で生まれた素晴らしい作品がたくさんある
特に心に残った作品は
青木繁「大穴牟知命」「海の幸」「海」
「わだつみのいろこの宮」「女の顔」
萬鐵五郎「雲のある自画像」
中村彝「自画像」「エロシェンコ氏の像」
関根正二「少年」「子供」「三星」「信仰の悲しみ」
村山槐多「欅」「コスチュームの娘」
岸田劉生「麗子之像」「画家の妻」
思いがけず夭折の画家
関根正二1899-1919、村山槐多1896-1919
の作品をまとめて見ることができて良かった
【追記】
関根正二の絵をみる 赤い色が美しい 5月10日(土)
近代美術館に関根正二 1899-1919の絵をもう一度見に行った
わずか20歳で死んだ画家の「晩年」の作品に赤が限りなく美しい
赤い花をじっと見つめる少年の絵「少年」
首に巻いた赤い布が目立つ自画像、
左側に姉、右側に思いを寄せた人を描いている「三星」
赤い服の女のいる「信仰の悲しみ」
コバルトブルーの背景に赤い服を着たこどもの絵「子供」
バーミリオンレッドの赤い色が「晩年」に描かれた
それぞれの絵の中で美しく輝いている
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Re:「青木繁と近代日本のロマンティシズム」展(05月08日)
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keikoさん (2003年05月08日 08時52分)
「わだつみのいろこの宮」見たさに行って、「大穴牟知命」を見たときには、
青木繁という人の内部を見たような気がしました。「ヨモツヒラサカ」は多
分、期間展示だったので展示されていなかったのではないかと思いますが、印
象深いものでした。
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