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遊びから表現へ |
09月08日 (木) |
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あるひとつの物語の中に、大きい子も小さい子も一緒になって入り込んで楽しむことができる。それこそ、縦長の仲間との「テーマ活動」の素晴らしい点である。
一口に、「物語の世界で遊ぶ」と言っても、「あそび」には最低限の仲間が共有するルールが成立している。遊びを共有する仲間が、最小公約数共有でき、最大公倍数楽しめる暗黙のルールを作っていくことも、遊びの醍醐味と言えよう。
今回、静浜地区・夏合宿は、小学1年生から大学生まで参加者総勢190名が、『ヘルガの持参金』をテーマに、遊び、楽しみ、味わい、表現し合うことが出来たと思う。
第一回の実行委員会の話合いで、『はなのすきなうし』OR『ヘルガの持参金』でテーマ決め。『ヘルガの持参金』決定となった鍵は、
*色々な場面で楽しめそう。
*小さい子は小さい子なりに、大きい子は大きい子なりに「ヘルガの生き方=愛」を探れそう。
*登場人物が特徴があり、わかりやすい
*楽しい歌がたくさんあり、楽しめそう。
では、どう楽しめるか、実行委員の子達には、先日私が受講した「子供のための表現ワークショップ」でのヒントを少し参考に伝えた。
*遊びを通して、競い合うことが目的でなく、物語のイメージが膨らますことができるような目的をより具体的にもとう。
*頭で考たことを、必ずシュミレーションしシェアしてみよう。
*大きい子が小さい子を評価するような言動はしない。
*準備に懲りすぎず、本末転倒にならないようにしよう。
実行委員達がアイディアを出し合って、バランスよく楽しめるよう工夫されたブースと担当が決定。
★ヘルガさんがころんだ
★インジーを倒せ
★ためす~!?若返りクリーム
★洗たくはお好き?
★焼津の中心で愛をさけぶ~!!
★トロールの世界
体を使ってあそぶもの、自然の材料で楽しむもの、協力しないとできないもの、テューターを使って(!?)楽しんじゃうもの、、、
第2回実行委員会では、この物語をどう料理し、楽しみながら、表現につなげられる「あそび」を考えながらテーマ活動に取り組んだ。
そのあとで、思いつく限りのアイディアを出し合った。
★インジーの魔法がかかった森の木を倒す=こおりオニバージョン
★お洗濯の歌に合わせて色々な動作、洗う、しぼる、干す、アイロンがけなどのポーズで遊ぶ
などなど、数多くのアイディアをひとつづつみんなでやってみた。その際、自分が思いついた遊びを上手く説明することも大切なポイントとして中学生たちも学ぶことができたのではないだろうか。
当日のグループ活動では一度イメージし、シュミレーションし、さらに自分の中で膨らまし、を繰り返しているので、どのグループも集中したグループ活動の内容になり、出来上がったテーマ活動を発表する時は、本当に楽しんだ様子がうかがえた。
今回、テューター達も実行委員会の時点から一緒にテーマ活動を準備、組み立てる過程に関わり、中学生、高校生達の柔軟な発想から小さい子を巻き込んで遊びながら、表現へとまとめていく過程を共有することができ、共通の事例として、秋の研修にも繋げられるのではないかと思う。
あ~ぁ、でも、本当、あそびを文字だけで説明するのって、ほんと、大変ですね。やってみるって大切。適当に変えていく柔軟さも大切。
見るとやるとでは大違い。書くとやるとでも大違い。でも、文字にしないと、記録に残らないので、頑張ってリポートしてみました。夏が終わらぬうちに~!!
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サンサンさん (2005年09月09日 13時03分)
テーマ活動には遊びの醍醐味がある。
まさにそうですよね。
その遊びから、表現へと発展していく。
ほんとに自然体でいい活動ですね。
ゆっくりと子どもたちのペースで動いていく活動。
大切に育んでいきたいですね。
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