幼児教育・英語教室のラボ・パーティ
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国際交流帰国報告 09月05日 (月)
 昨日は、KICでたまがわ地区の国際交流参加者(北米ホームステイ、オーストラリアホームステイ、中国交流)による帰国報告会が行われ、今日はラボセンターでテユーターシャペロン(国際交流の引率)による帰国報告がありました。
 毎年毎年たくさんのラボっこたちが海を渡り、ひとりだちの旅をしてくるのですが、今年も参加した子供達ひとりひとりが一生の宝物となる素敵な体験をしてきたようです。帰国報告をする(ちゃんと英語日本語でスピーチしていましたよ)子供達の姿が一回り大きくみえたし、達成感に満ちたいい顔をしていました。中でも印象に残ったのが、ステイ先に黒人の子がいて、親戚かなにかと思っていたら、アフリカ難民を受け入れているご家庭だったそうで、とても驚いたけれど、難民を受け入れている懐の大きいホストファミリーに心動かされたこと、そして自分はなんて恵まれているのかということを感じ、両親、ホストファミリーに心からの感謝の思いを抱いたと語っていた中2の男の子の話でした。その子の言葉は、ウソ偽りのない本心からの言葉でした。日本に暮らしていたらあたりまえのように感じている、この豊かな守られた暮らしも、決してあたりまえではないんだということを感じとったのでしょう。その子の言葉をきき、私も思わず目頭が熱くなってしまいました。
ほとんどが中1中2の子供達でしたが、みんなどの子も堂々とスピーチをし、自分の体験したこと、感じたことを語っていました。ご両親も多くみえられていて、我が子の成長した姿に、涙をぬぐっている姿もみられました。お母様によるスピーチもあって、この国際交流に参加させたことによって、自分も子離れすることができたとおっしゃっていました。1ヶ月この経験ができたのだから、この子はこの先何があっても大丈夫なんじゃあないかという、子供に対する信頼というか安心感のようなものを持つことができたともおっしゃっていました。
 今日のテユーターによる報告の中でも、機内で書かれた子供達の感想文に、今まで自分は何てこねこのように大事にされ守られててきたんだろう、ステイ先のホストたちは、責任と自覚をもってもっと自立していた・・・という内容のものがあったそうです。彼の心のなかで大きな何かがはじけたのでしょう。帰国後、彼はひとりだちへの第一歩をきっと歩み出すことと思います。
 私自身ラボを知らずに育ちましたから、国際交流に関しては・・・こと何も中1中2の幼い時期にひとりで1ヶ月もホームステイさせることもないじゃないか・・と思っていたりもしたのですが、このような報告をたくさん聞きますと、あまりに平和で豊かなために、何が大切なのかを感じることができずに、与えられるままに生活している子供が多い現代において、中1中2くらいの時期にポンと外国へ出して、違う世界を体験させることの意味はとても大きいと思いました。彼らは確実に自分で感じ、自分で考え、自分で行動する力を養っていきます。毎日の生活は流れていますから、途中で何かを断ち切るってとてもむずかしいんですね。でもあえて、そこで旅にだすことで、何かが変わっていくんだと思います。私も自分自身子育てする中で、いろいろの難しさを感じています。子離れ親離れも、わかってはいてもなかなか難しいものです。国際交流など第3者の手を借りて・・ということもあり・・だなあと感じ始めています。みなさんはどう思われますか?
Re:国際交流帰国報告(09月05日) ・
クロッキーさん (2005年09月06日 15時04分)

帰国報告会、一日広場とお疲れ様でした!合宿もおせわになりました!
帰国報告会はいつもいつも新たな感動がありますよね!子ども達に、
経験という最高のプレゼントをしてあげられる親御さんにも頭が下がり
ますよね。若槻さんが仰っていたように、心から発した言葉で、偽り無
く語る、彼らにまぶしさを感じてしまいます。心も体もやわらかい年代
に、1ヶ月もホームスティーすることの意味を改めて感じます。まだ世
の中を「こんなもんだよ」ってあきらめていない彼らなら、大人になっ
てからも、その感性を生かした何かをしてくれるのではないか、なんて
期待してしまいます。私たちもあきらめちゃいけないんですけれどね
ぇ。
Re:Re:国際交流帰国報告(09月05日)
まいにゃんさん (2005年09月07日 21時47分)

クロッキーさん
 本当ですね。若い彼らはまぶしかったですね。
私も若かったあの頃に戻れたらなあ~って思います。子供の頃にラボを
知っていたら、私の人生もずいぶん違っていたんじゃないかって。でも
人生まだまだですよね。先輩テユーター方のように、いつもでも若々し
く、感性豊かでありたいって思います。
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