義経VS知盛 |
08月07日 (日) |
|
今夜のNHK大河ドラマ「義経」は、屋島の戦いに至るまでの様々な葛藤を扱ったものだった。
去年、卒ラボ発表会で、高3のメンバーが、「平知盛」を選び発表したことを思い出しながら知盛と対峙する「義経」を見た。
----歴史的には負け組み側(?)の知盛が置かれた人間関係のしがらみ、時代の必然を含め、知盛の内面を話し合いながら仕上げた卒ラボ発表から早一年たったのだなぁ・・・
何のしがらみも財産も持たない義経の唯一の宝は、自ら手にしていった仲間(家来)、多くの体験から得た臨機応変に判断できる自らを信じる力。
対象的に知盛の、逃れられない平家のしがらみと守ることだけに必死になっている閉塞状況の中で、自らの運命を受け止めながらも、自分の生き方(死に方)を最後まで模索する姿。
今回、黒姫4班で、その「知盛」を発表し、晴れて4月から東京の大学へ進学した国分PのOGが、シニアとして張り切っている姿を目にすることができた。きっと、初めてのシニア経験で、大変なことも山ほどあったことだろう。すれ違いざまに交わした言葉は少なくても、その笑顔は充実した自分を見て!と言わんばかりだった。
他にも同じ地区で、小さい頃から成長を垣間見てきたラボっ子が、大学生となり、活躍していた。そのうちの一人は同じロッジのシニアでした~!
人間が生きていくうえで、いつも理想に燃え、思い通りにいく時ばかりとは限らない。時には、失敗を繰り返し、思い通りにいかない自分を嘆き、生きていかなくてはならないこともある。
そんな時こそ、いつか、どこかで、ふと、心の奥深く刻まれ、体ごと取り組んだ物語(テーマ活動)が、父となり、母となり、友となり、語ってくれるのだろう。
ラボのライブラリーから学ぶテーマは底知れない。子供達の年齢や成長に合わせて、偏食になることなく、色々な栄養が必要なように、様々なテーマが、心の奥にしみこみ、体の一部になって自分の自信になっていく。
歴史上のヒーローの裏側にいた人物をテーマにしたラボライブラリーが用意されているのも、当時の制作者の思いがうかがえる。
何年もたって、ふとテーマ活動の一場面が湧いて出てくるような、そんなテーマ活動を子供達と、これからも重ねていきたいと、しみじみ思う。
(黒姫キャンプで「寿限無」で思いっきり騒いで下界へ帰ってきたら、広島原爆投下から60年の日に合わせて、様々な特別番組、新聞記事の応酬。戸惑いながら、疲れ気味の頭で必死にピントを合わせております@@)
|
|
|
ちこらんたんさん (2005年08月12日 11時18分)
私も、義経見ています。
子どもの頃から大河ドラマファンで、
しかも今年は大好きな「義経」ということで、特に入れ込んでます。
ラボの「平知盛」を聞いた時には、逆側から描かれていて(それが平家
物語なのでしょうが)、びっくりしました。
そして、物事を両面から見る大切さを学びました。
今回の大河ドラマ、知盛もよく描かれている感じがします。
義経もかっこいいけど、
苦しい立場で運命に翻弄されながら必死に生きている知盛にも共感しま
す。
結末は分かっていても、今後も目が離せないドラマです。
知盛のテーマ活動もしたくなりますね。
|
|
|
すずももさん (2005年08月13日 08時29分)
残念ながら、この数年TVの連続ドラマを見る時間と心の余裕がないので
す。れんぞくものは1,2回途切れるとギブアップしてしまいます。そんなわ
けで韓流ブームなどにもはるか乗り遅れています。
「知盛と義経」というタイトルに惹かれてやってきました。私も20周年の
発表でとりくんだことが思い出されます。高Ⅰで復帰して発表に取り組んだ子
はまさに「義経」への傾倒がテーマ活動へののめりこみに拍車をかけたので
す。小学生からのラボっ子だった彼は真の意味で物語とテーマ活動のダイナミ
ックさに出会えたのでした。
ラボのライブラリーの中でも、特にやってほしいものがいくつかあります。
『ジュリアス・シーザー』『ロミオとジュリエット』などの古典もそうです。
案外ラボの高校生や大学生に年齢的にも人間の心や生き様がぴったりくるので
はないでしょうか?結構登場人物の年齢も若いですよね。
キャンプではお世話になりました。「チェ、チェッ、コリ」キャンプ史に残
る傑作でした!
|
|
Re:Re:義経VS知盛(08月07日)
|
返事を書く |
|
さとみさん (2005年08月13日 22時42分)
すずももさんへ
> 残念ながら、この数年TVの連続ドラマを見る時間と心の余裕がな
いので
⇒キャンプで、再会できて、とても嬉しかったです。
子育てが終わると、女性には、また違うお役目があるのですよね。
私も、今年の一月に義父をみおくりました。同居でもなく、長い介護期
間ではありませんでしたが、実の娘とは違う遠慮があって、もどかしさ
と後悔がちょっぴりあります。でも、ここまでやれば満足、というの
は、所詮ないのかもしれません。その後、どう生きるかでお返しするし
かないかな、と今は思ってます。
>高Ⅰで復帰して発表に取り組んだ子
はまさに「義経」への傾倒がテーマ活動へののめりこみに拍車をかけたの
です。小学生からのラボっ子だった彼は真の意味で物語とテーマ活動の
ダイナミックさに出会えたのでした。
⇒そんな風に、心の宝物をたくさんもったラボっ子を何人も育ててこら
れたのですよね~。やはり、本で読んだり、日本史の勉強でしただけで
は得られない、異化(その人物になりきる)することを通して、深く出
会い、自分の中に取り込めるこのテーマ活動の体験は、大きい意味があ
ると思います。
>キャンプではお世話になりました。「チェ、チェッ、コリ」キャン
プ史に残る傑作でした!
⇒下界に帰って忘れかけているのに、、、意地悪なすずももさん。
あれは、すずももさんのために、すずももさんに捧げるためにやったの
ですよ~!!
|
|
|
さとみさん (2005年08月13日 23時33分)
Hiromi~さんへ
> キャンプから帰りはや旧盆です。
モンゴル広場の写真差し替えました。データ―を上島さんからいただき
まし
た。添付で送りましょうか??
・・・・・・・
「義経」はみたりみなかったり。いよいよクライマックスですね!!
これからは見逃せません。
こんど、一の谷の歌紹介しますね。母が教えてくれました。
----------------------------
まさに、旧盆。
昨日、今日と一泊で、家族旅行で愛知県鳳来山の麓の湯谷温泉へ行って
きました。
息子達は、川でさんざん泳いできたと、義母に言ったら、盆には、川で
遊ぶと霊がいっぱいいるから、だめだと、細木数子が言っていたと
か・・;。
あっちゃ~、もう、行ってきてしまったもんね~。そんなこと言われて
も。。。
そんな時は、あのモンゴルのアップテンポのダンスで吹き飛ばすしかな
いと、今ファンキーな音楽をかけています。^^;
モンゴルコースの集合写真は、上島さんから送信していただきました。
Hiromiさんのお顔も、素敵な真っ赤なシャツを着られているこの方だ
と、認識できました。次回は、是非、お声をかけさせていただきます。
「義経」は、私も時々、見逃しますが、ストーリーの展開は、欠かして
も大体わかるので、まだら見(!?こんな言葉があるかわかりません
が)です。
一の谷の歌なんて、あるのですか~。
以前見た、NHKの「その時歴史は動いた」という番組で、なぜ、義経軍の
馬は、あの幅のあの急勾配の一の谷の坂を降りられたのかという検証を
していて、
義経は、密かに、作戦を練り、そのために、関東馬という種類の脚が太
く短い農耕馬を集めて、坂を降りられるよう訓練し、準備を着々と進め
ていたためだという事を知り、感心しました。
同じように、それを見た高校生と、それだけの急勾配をどう馬で降りて
いくように表現できるか、相当苦労してあ~だ、こ~だとやった覚えが
あります。
確か、「義経」の第一回が、この一の谷のシーンから始まったと思いま
すが、期待していたほどの迫力がなく、それだけに、ちょっと残念でし
た。
てな具合で、どんなテレビ番組を観てても、すぐにラボに関連して見て
しまうので息子達には、「また、ラボリッテる~よ~」と、呆れられて
います。
でも、モンゴルから、義経から興味が多岐に広がって、ラボって、本当
に楽しいですよね!
|
|