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気持ちが伝わる |
07月17日 (日) |
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昨晩は、地区で行う夏合宿の第2回目の実行委員会。
実行委員の高校生・大学生が15人、テューター6人が介して4時間にわ
たり話し合い、合宿のより具体的な活動内容へと、たたき台のプログラ
ムがどんどん(というよりじっくり試行錯誤の末かな?)塗り替えられ
ていった。
今年の合宿のテーマは、「ラボッ子ひとりひとりが、主体的にテーマ
活動にかかわるために。」。
ひとくちにテーマ活動に主体的にかかわるといっても、具体的に
どういうこと?というところから始まり、1泊二日の活動の中で、
どのように掲げた合宿テーマを、具現化させていくかは、そう簡単なこ
とではないことが大人(テューター)である私自身話し合いの中で、実
感していった。 なぁにせ100人以上の小1~大学生までが一緒に
活動する、しかもそれぞれ個々のパーティでは得られにく貴重なお土産
を持って返してあげようという、実行委員たちの熱い思いがひしひし
と伝わってくる。
年代別の活動をとおして、一人一人のラボッ子が自分自身の中で"気付
き"があること、そしてその気付きをもとに各自の目標(合宿中)を
たて、合宿中にそれを実行できたかどうか(生活面のことも含め)を
「やったねシート」に出来た項目を書き記した短冊を貼っていく形
で仲間にも公開する。 たとえば小学低学年なら、「おしゃべりして
話を聞いていない子に大きな声で、静かにして!と言えたよ。」
とか、中学生なら「まほうの馬シフカブールカ(今回の合宿テーマ)
をみんなで動いた時、いつもなら照れくさくてないも出来ないけど、
今日は、≪暖炉≫になって動けた。」など・・・。
どんな小さなことでもいい、1しかないなと感じていた子はそれが2に
るように、4だった子は5に・・・と言う具合。 じゃあどういう
活動をし、実行委員がどのように働きかけをすればいいのか??
話はきりなく続く、行き詰ればもう一度振り出しの「合宿のテーマ」
にたちかえって皆で確認作業をする、の繰り返し。
彼ら実行委員にとっても貴重な時間だろうに、どうしてコンナにまで
妥協もせず熱くなれるの? 幼い頃からラボパーティの中でこんな
話し合いを繰り返し(テーマ活動をする上では、避けては通れない)
ながら育ち、そういう子になっているの?
仲間のため、小さい子たちの成長のため、そして自分たち自身のために
こんなにエネルギーをかけられることのすごさに驚く。 そうか!!!
好きなんだ、彼等はラボが好きなんだ!!!
いつの間にか私自身熱い思いでいるのに気が付いた。 熱い想いが伝わ
った、移っちゃった。
こんな頼もしいラッボ子のまだいない我がパーティ、だけどふっと
思い当たる節がある。 うちのパーティの子達、どの子も皆ある意味と
ても頑固、こだわりが強い、これって成長すれば実行委員の素質あり?
そのためにテューターの私に出来ること・・・
もっともっとラボを好きになってもらう、ラボ無しじゃいられない子に
しちゃうことだ!!! でもどうやって? 合宿実行委員と同じだ、
テューターも。
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