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韓流映画「マラソン」 |
07月06日 (水) |
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「マラソン」を見てきた
韓国では500万人もの人々が涙した映画だという
とても素敵にしっかりと5歳の心をもつ自閉症の20才の男性を
演じていたのはチョ・スンウ
今韓国には4万人もの自閉症の人がいるという
それは病気ではなく障害であって、感情表現がなかなか
出来ない状態にあると映画では語っていた
でも映画「マラソン」は音楽と景色と人の揺れ動く感情が
とても美しく撮られていた
映画は家族の中に一人障害をもつ子(兄)がいることで
夫婦の関係、母と弟の関係が崩れかける
だが兄のマラソンをしたいという情熱がそれらを
春に解ける雪のように優しくしていく
母の「息子より一日長く生きたい」という熱い思いが
時には重く苦しかったり、また愛情深かったり、と
涙してしまった
しかしこの映画の伝えたいことは、心の苦しみでなく
どんな障害をもっていたとしても
明るく生きぬく力があるはずだということではなかったろうか
映画のはじまりは
自然(セレンゲティ)に住む野生動物たちのことを
物語を語るように問いかけるように話すことばからだった
そしてそのことばは映画の中でチョ・スンウの
口から何度もくり返し出てくることばでもあった
その子の心をいっぱい占めている大切なもの、それは
母と大好きなシマウマとマラソン
そして、いつも変わらない彼自身
話は変わるが違う映画の話
「マラソン」に出ていたチョ・スンウのこと
2週間ほど前にテレビで見た韓国映画
「ラブストーリー」に出ていた
これもつい見続けてしまうほどおもしろかった
30年を超えての愛情物語
愛し合っていた男女が戦争のために結ばれず
戦争で盲目となった男性が女性に会ったのは
それぞれが別の人と結婚して子どもを持った後だった
会えたのにすぐ亡くなるという役柄だったが、
チョ・スンウはとても良かった
30年ほど経って出会った男女はそれぞれの息子と娘、
娘の母親にもらったネックレスを守るために戦争で
目を失った男性の息子が再びそのネックレスを娘に贈るという
ちょっと不思議で、出会うべくして出会った愛情物語だった
チョ・スンウはこの「マラソン」という映画でスターになった
といわれているよう。地味だが実力はすごくある男優
今はやりの韓流映画だが
韓国語のもつ魅力ある音の響きと映像の美しさに
心うごかされている
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