いい仕事の部類です。 |
05月26日 (木) |
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昨年の今頃、右も左も分からずにキーボードをたたき、トップページも作れずに後輩テューターに電話したり、メールで問い合わせたりしながら何とか続いてきました。沢山の方々にお世話になり、またHPによっていただき有難うございます。これからもコツコツと更新していきますので、ご愛顧のほど宜しくお願いします。
先週レンタルビデオ屋さんから借りていたビデオ「蝶の舌」の返却が迫り、慌ててスイッチオンです。家人がいい映画だと薦めていたので借りていたのですが、「蝶の舌」のタイトルから内容がイメージできませんでした。ビデオの前に座る時間がなく、昨晩まで温めてしまいました。
舞台はスペインでフランコ政権直前の市民の生活を縦にグレゴリオ先生とモンチョ少年を横に織り成す映画です。
定年まじかなグレゴリオ先生は自然の中での営みを大切に教室の中よりも外の世界を沢山教えてくれ、蝶の舌が長くぜんまいのように渦をまいていることを教えてくれ、モンチョは何時かみたいと思っていて、先生は顕微鏡を手に入れて見れることになったけれど、其のときにはモンチョは他の興味を持って先生をがっかりさせる。
こどもの興味が次々と変っていくけど、先生はその姿を頼もしく見つめ、先生とモンチョの信頼関係は深まっていくが、国の状況が戦争へと追い詰めていく中、先生とモンチョの関係も政治が反映されていく結末となって終ります。
先生は「蝶の舌」をモンチョに見せたかったのでしょう、でもモンチョもいつかきっと「蝶の舌」をみると思います。
教師とは素晴らしき職、でも寂しき職でもある、でもやっぱり素晴らしき職だと思いました。
テューターは教師ではないけれど、いい仕事の部類に入ります。
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