セザンヌと近代絵画について |
05月25日 (水) |
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セザンヌと近代絵画について まとめ
セザンヌ以前の画家の絵は自然のより素晴らしい模倣、よりすぐれた自然の写実であった
セザンヌにあっては自然は「その表面にあるものよりずっと奥深く」絵画は「彩色された平面にすぎない」
いかに自然から受け取ったものを画面に定着させるかが生涯のテーマであった
模倣、写実を超える表現が繰り返し追求された
テーブルからなだれ落ちそうなリンゴ
ほとんど点描派の絵画のような筆のタッチの風景
色彩のリズム
大胆に残された余白など
りんご、人物、サント・ヴィクトワール山、・・・・
セザンヌは目の前にある対象を、分析し、自分が納得できるまで、再構築していく方法を探し続けた
(ヘミングウェイは文章で 戦争の体験をこの方法で書こうと試みた
『スミルナ桟橋にて』はそのひとつ)
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Re:セザンヌと近代絵画について (05月25日)
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Samiさん (2005年05月26日 08時56分)
セザンヌは好きです。
でもそんなに深く考えて見ていなかったので、
なるほど、と思いました。と同時に
絵をみていたゆったりとした空間を思い出しました。
今は忙しい中ですが、そんな時間も大切にしたいですね。
ありがとうございました。
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Re:セザンヌと近代絵画について (05月25日)
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アスベルさん (2005年05月26日 22時52分)
Samiさんへ
私もセザンヌは大好きです
セザンヌの絵には、風が渡ってゆくような快さを感じます
なぜ気持ちがいいのか、理由は今までわかっていなかったのですが、
ほんの少しわかったように思います
好きなことわかることとはまったく別のことで
わかる必要なんて別にありませんね・・・
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