「日本人に必要な、発信型コミュニケーション」 |
05月22日 (日) |
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本日は《大島希巳江》氏のお話を伺ってきました。
まず驚いたのは、お若い!!お綺麗!!!とってもステキな講師でした。
高校、大学と留学して、異文化を実感し、「異文化コミュニケーション」の勉強を始められたそうです。留学時代ホストファミリーでの経験が、現在の”英語落語”の原点にあるとは、まさにラボのホームステイ交流と同じですね。
コミュニケーションはことばではなく、文化の違いであり、お互いに何を常識と思っているかの違いです。という話から始まりました。
「異文化コミュニカーション」の研究をはじめてから、日本にはユーモア学というものがないことに気がつかれ、国際ユーモア学会というものに、日本から2名参加した。その中のお一人が大島先生だったそうです。1996年の事だそうです。当時日本人にはユーモアがないといわれて、エスニックユーモアの研究を発表され結果として、落語を選んだのだそうです。それは落語には、歴史があると思われたそうです。コントなどは、欧米のもの真似と思われていたとか。
落語は世界でまれに見るスタイル。想像力の世界。会話だけで演じられる落語は、難しい。だから面白いのであるとも。
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日本人としてのアイデンティティーを持つことが大事。日本のことを英語で話せるようになることが大切である・・・・此の辺は大いにラボでも大切にしなければならない事ですね。決してネイティブのように話す必要はないという事。
YES, NOをはっきりとと、云われるけれども最近はYES&NO とあいまいに答える傾向があるが、その曖昧さこそが落語の中には多く出てくる!!日本人の遠まわしの表現、間を察することが得意・・・これが英語落語が受ける理由にもなっているのだそうです。
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英語落語も最初から出来た訳ではないのだそうです。演じる落語家さんは、最初全く英語は出来ず、大島先生のご努力が、大であることがお話から、うかがえました。
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「なまけもの」をれいに、英語落語の世界に行き着くまでを話して下さいました。噺家さんは全く英語が出来ないところからスタートし、海外での公演も好評になるまでに至ったのだそうです。
「時そば」をれいに話してくださったり、実際にビデオで噺家さんの演じる「いらちぐるま」をみたりで、充実した、日曜のひと時でした。
まだまだ、報告したい内容はいっぱいです。パート2をお楽しみに(笑い)
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Re:「日本人に必要な、発信型コミュニケーション」(05月22日)
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サンサンさん (2005年05月22日 21時41分)
何を発信したいのかなという発信する物を持つことが大切ですよね。
日本は平和な国で、みんな平和に暮らしているので、あまり問題意識が
ないようですね。
やはり、もう少しいろんな事に興味を持ち、自分の考えを持ち、それを
交換しあう、そんな場はとても刺激的。
テューター同志もいろいろやってみるとおもしろいかも知れませんね。
と思いました。
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Re:「日本人に必要な、発信型コミュニケーション」(05月22日)
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まじょまじょさん (2005年05月23日 00時35分)
大島希巳江氏の講演会報告ありがとうございました。
日本を発信する力・・・語るべき自分をもつこと・・
ラボで、できるところからどんどんしていきたいな~と思いました。
報告その2も楽しみにしています。
今朝、ライブラリー申込関連の宅急便がドド~~ンと届いて、
さあ、いよいよ、夏に向かってGO!ですね。
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