素晴らしい映画を見ました
人生を考えさせるという意味で・・・・見てよかったと思った映画でした
舞台は1960年代のパリ・ブルー通り
オペラ座と北駅のあいだにある
さまざまな人種が入り交じり、昼間から娼婦たちが仕事のために立っているような通りだ
「アラビアのロレンス」「ドクトル・ジバゴ」のオマー・シャリフが
町の食料品屋の店主である老人、
トルコからきてパリで長く生活してきた老人を
素晴らしい存在感で演じている
彼の店の近くに、ユダヤ人の少年が父と暮らしている
母の顔は知らない
「本を読め」といつも兄のことをいい比較する父
本を傷めると光を嫌ってカーテンを開けない父
突然、失職し、少年にお金を置いて、家を出て行ってしまう父
ひとりで暮らす少年
この少年と老店主との気持ちが通い合いあってゆく
父が死んだと警官が知らせに来る
マルセーユ近くで鉄道自殺したらしい父
身元の確認を「いやだ」と断る少年
老店主が出かけてゆく
ひとりでいるところへ母と思われる女が少年を訪ねてくる
「僕は違う 彼は出かけてしまった 兄を探すといっていた」
「兄なんかいない、私のこどもはひとりだけだわ」・・・・
公式サイト
http://www.gaga.ne.jp/ibrahim/
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