上野 西洋美術館にジョルジュ・ド・ラ・トゥール展を見に行った
2005年3月8日(火)~5月29日(日)
9時30分~17時30分(毎週金曜日は20時まで開館)
国立西洋美術館(東京・上野公園)
17世紀のフランスの画家ジョルジュ・ド・ラ・トゥール(1593~1652)は
生前はよく知られていた画家であったが、
その後忘れ去られ,20世紀になって再発見されたという
現時点でラ・トゥールのものであるとされている40点のうち
20点を集めての、二度と実施することが不可能な展覧会だ
ということで足を運んだ
宗教画であっても、同時代の身近な人々をモデルにしたらしく
人間味のある顔が絵を親しみやすいものにしている
彼の生きた時代の衣服をまとっていることもほほえましい
ろうそくやランプの光を使った表現の巧みさ
人物へのまなざしのやさしさ
そこには
名声を得ていたとはいえ
疫病や戦乱の中にあって、苦しんだ画家の未来への希望が託されている
西洋美術館内のレストラン「すいれん」は緑の中庭の眺めが素晴らしい
オムレツを食べましたがとてもおいしかったです
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