幼児教育・英語教室のラボ・パーティ
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マイメンシンへ 05月05日 (木)
 もう一つの活動フィールド、マイメンシンへ出発(朝8時)。車で2時間位なので、そんなに遠くはない。水をどこかで調達して行かなければならない。運転手は英語が通じない人なので「アマル・パニ・ドルカ(水が必要)」「アマル・パニ・キンボ(水を買いたい)」と覚えたてのベンガル語で言ってみる。車が店の前で停まった。通じた!無事、水をGETして、さぁ~出発!
 町を抜け、田んぼを見ながら過ぎ、熱帯雨林を抜け、池のほとりの民家を見下ろし車は進む。学校へ通う生徒達がいる。小さな学校が見える。バザールに人が群れている。途中で雨が降り始めた。葉っぱの埃が洗い流される。煉瓦工場が見える。ホテイアオイの紫色の花が美しい。鴨が泳いでいる。そんな光景をいくつか繰り返すと、見覚えのある風景画現れた。バスターミナルと雑踏、女子大、医科大、ゴミをあさっている犬と牛。手で進行方向を指示し、目的地の小学校を目指す。「ソージャ(まっすぐ)」と「オカネ(そこ)」「エカネ(ここ)」を繰り返して使い、何とか無事に小学校へ誘導する事ができた。低学年のテストな真最中だったが、校長先生が出迎えてくれた。テストの終了を待って、一人一人に「手作りノ―ト」を手渡した。学校に来ていた支援児5名が集まってきた。「手作りバッグ」に「手作りノ―ト」と筆箱(鉛筆・消しゴム入り)、色鉛筆、クレヨンを入れて5人の子ども達に手渡した。ジュエルとラッセルには里親から預かってきた手紙も手渡した。みんな、それなりに大きくなっている。
 この小学校の環境は、クリグラムのCB運営の小学校と比べると、とても悪い。落ちそうな天井、暗い室内、壁には何の張り紙(作品やライムなど)もない。トイレは最悪。汚物が山になっている。先生方の意識も、如何に点数を取らせるかに集中しているようだ。それでも、子ども達は学ぶことができる喜びを隠せない。コ―へイはあまりの劣悪な環境下で学んでいる子ども達を見て、一生懸命目をこすっている。「かぶ」をやる予定にしていたのだが、雨は上がったけれども、運動場に水溜りができて、上演できるような環境になかったので「おもちゃのチャチャチャ」だけにすることにした。ここでも「おもちゃのチャチャチャ」は、子供達の心をとらえた。
 子供達に別れを告げ、国立農業大学附属中へ向かった。こちらもテスト中で、生徒も先生も忙しそうだった。日本に留学した事がある、という人々が訪ねて来て、参加者の皆さんと暫し談笑した。校長先生に挨拶をして、ゲストハウスへ。そこで清算し、車はダッカへ帰した。明日はバスでダッカへ戻る。
 しばらく休憩し、支援者宅訪問をすることにした。今日はジュエル宅。竹と藁だけの粗末な家に住んでいる。就学年齢に達した弟が居るが、学校へ出すことができない。しかし、周りには、まだまだ行きたくても行けない子ども達がいる。我々は何と無力なんだろうと実感する。できる範囲でやれる事をする以外はない・・・。トモミがおりがみで花を折り始めると、みんな口々に「フロ(花)!」「フロ!」と叫んで大喜び。あっと言う間に列ができた。フェニックスも羽ばたく鶴を折って羽をパタパタやってみた。「パキ(鳥)!」「パキ!」と大喜び。TさんとIさんがピョンピョン蛙を折った。「ベン(蛙)!」「ベン!」と歓声が飛ぶ。お父さん・お母さんに会い、それから手を振って別れようとするのだけれど、どこまでもどこまでもついて来る。家々の壁や塀に牛糞が干してある。「What?」とコーへイが聞くと「Cow dung」と答が返ってきた。「『かにむかし』や~!」コーへイの顔に笑顔が戻った。(^。^)
 今日の夕食も、ゲストハウスのシェフが腕をふるったとても美味しい料理だった!
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