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アドベンチャー from クリグラム to ダッカ/「おもちゃのチャチャチャ」は魔法の言葉 |
05月04日 (水) |
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午後、日本大使館訪問のアポをとっているので、3時頃にはダッカに着きたい。が、運転手の都合で8時前に出発は難しい。昼食時間を短縮するしかないか・・・、と、思いながら、8時30分に出発。ガソリンを入れて、イザ、ダッカへ。
ところが、1時間走ったところで、突如エンジンストップ。助手席に座っていたOさんが、「オイルランプがついていたので気にはなっていたのだけれど、ガソリン入れで停まったらランプも消えたので大丈夫と思ったんだけど・・。」と言った。運転手のカーティンさんが、「オイルを買って来るので待っててくれ。」と言う。No choice。頷くと、カーティンさんは手を挙げてバスを止め、バスに乗って去って行った。我々は近くの住民の興味の対象となり、あっと言う間に取り囲まれてしまった。何かしきりに話しかけてくるのだけれど、サッパリわからない。誰からともなく「おもちゃのチャチャチャ」を口ずさみ始めると、住民も笑いながら唱和し始めた。そして、サトウキビを差し出した。みんな笑顔でサトウキビをかじり、甘い汁を口に含んだ。そうこうしている内に、カーティンさんが誰かのトラックに乗って戻って来た。オイルを入れて、キーを回すと、OH!!! かかった!!!みんな拍手をして車に乗り込み、仲良くなった住民に手を振って、再出発!
ところが、30分もたたない内に、再びエンジンストップ。カーティンは車のエンジン部を開けて、触り始めた。しばらく時間がかかりそう・・だと、コーへイは集まって来た子供たちを前に再び「おもちゃのチャチャチャ」を始めた。子ども達は白い歯を出して笑いながら「チャチャチャ」と唱和し始めた。市職員のTさんも、コーへイに触発されて、別人のようにブレイクして、コーへイと一緒に子ども達の前に立った。それから、二人は子ども達と一緒に田んぼの方へ歩いて行き、稲刈り体験を始めている。さて、カーティンはいろいろと処置を施しているのだけれど、車はウンともスンとも言わない。万事休す。
カーティンは本部に電話をかけて指示を仰いでいる模様。「新たに車をチャーターして来ようか。」と言って来た。私は、「高速バスでダッカまで行けないか?」と言った。カーティンは手を挙げてバスを止め、運転手に聞いた。OKである。我々は荷物を抱えてバスに乗り込み、カーティンに手を振った。
休憩で停まったドライブインで、トイレを済ませ、ハンバーガーを10個買い車内で食べた。ドライブインで電話屋さんに頼んで、CB代表のシャモールさんに連絡を取り、ターミナルまで迎えに来てもらうようお願いした。うとうとしている内にバスはダッカに着いた。時計を見ると5時。「やれやれ・・・、大使館は間に合わなかったか・・・」と思いながら電話を入れると、待っていてくださる、とのこと。ヨシ、急ごう!と思った瞬間、タイヤがパンク。今日はつくづくついいてない(-_-;)。4人分の座席に大人6名乗りこんで、グルシャンの日本大使館を目指す。昨年までの領事部は昨年の洪水で沈んでダメになったらしく場所が変わっていた。
いろいろあったけど、何とか無事にダッカに着く事ができた。冷えたビールが美味しかった!
<今日の発見>「おもちゃのチャチャチャ」は魔法の言葉なのだ!
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