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タウンセンター小・職業訓練所・シェルター見学/チャイルドレイバー 05月03日 (火)
 午前中は、昨年日本に来た子供たちの学ぶタウンセンター小学校を訪問した。朝、8時を過ぎると子供達が三々五々と集まって来る。どの子も、日本の高齢者手作りの布製カバンを下げて通学して来ている。8時半から朝礼が始まった。てきぱきと号令をかけている女の子がいる、ふと見ると、昨年日本に来たアスマだった。去年は他のみんなから一歩引いて恥かしそうだったのに、今日は堂々と号令をかけているので、びっくりした。国旗を掲揚し、胸を張って国家を斉唱し、教室に消えて行った。
 バングラデシュで小学校へ入って最初に学ぶのは、「ああ、バングラデシュ、緑豊かな美しい国よ、・・・」という国を称える歌だそうである。日本の子供達にも、自分の国を愛し、誇りを持って欲しいと思った。
 学校の入口に「WELCOME JAPANESE FRIENDS」というボードが設置され、各柱に両国の国旗が飾られてあった。昨年、日本に来た時に、どこの小学校でもこういう歓迎を受け、学んだのだと思う。それまで何度か訪問しても、こういう事はなかった。やはり何事も体験から学ぶものだ・・と思った。
 各教室を訪問して、ベンガル語で自己紹介をした。コーへイは北米交流の経験を生かして、アルバムを作って来ていた。一昨夜のホームスティの時も、それを見せて紹介したらしい。今日も、それを出して日本の紹介をしていた。コーへイもトモミも、先生やスタッフに対して、わからない事はキチンと質問をするし、聞かれた事にはしっかりと英語で答えている。積もった英語が迸る瞬間である。参加者の中には大学生や英語を専攻した人はいたけれども、この二人の素晴らしいところは、年齢・国籍を超えてコミュニケーションを取ろうとする姿勢だった。そして、ライブラリーによって育まれた、感じる心と、楽しむ心は、この旅を何倍をも楽しくし、また彼らを更に大きくした。

 次の訪問地は職業訓練校。12才~16才の子供達が、洋裁と電気修理技術を学んでいた。6ヶ月の研修後、スキルを身につけ自立して行くそうである。コーへイ、トモミは自分達と同じ年代の子供達の訓練の様子を、どんな気持で眺めた事だろう。

 午後は、昨年の洪水後に建設された「シェルター」を見に行くことにした。車で約2時間走ると、川の辺に出た。昨年秋に訪問した時は柱が立っているだけだったので、どのような形に完成しているのか、いろいろ想像を巡らしながら現地を目指した。案内標識に5基のシェルターマークが描かれ、非常時には即避難をするように、と書かれてあるらしい(ベンガル語なので読めないが・・。)。案内人の男性が胸を張って、先に歩いて行く。我々は遅れないように、彼について進む。「ここです。」彼が指差した先に見えたのは、十数畳のコンクリート床に数本の鉄筋コンクリート柱と、トタン屋根の工作物置き場のような構造物であった。「ハァ~~~???!!!」余りにも想像とかけ離れていたので、思わず声を出してしまった。ここに一体何人の人が避難できると言うんだろう・・・!?「100家族、約500人」と言う答が返ってきた。500人・・・。立ってギュ―ギュ―詰めで、本当にやっと「命」をつなぐだけの構造物なのだ・・・。500人もの人が押し寄せるのなら、壁があるとかえって危険かも・・ね・・と、思い直した。ドアがあれば、入口が制限され、間に合わずに溺れる人が出るかもしれない・・・。そうか・・・最低限の「避難所」なのか・・・。水が出ると、この界隈の田畑も家も、みんな水に浸かり、この場所だけが島のようになるのだと言う。何だかスゴク疲れた・・・。
 シェルターの近くに家内で紙巻タバコを製造している集落がある。生まれたばかりの赤子を膝に乗せて製造している母親。見よう見真似で上手に紙を丸めている子供達。学校へも行かず、1日中木陰に座って紙巻タバコを製造している。健康上も良くないだろうに・・・。
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