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海宮(わだつみ)神社 |
04月10日 (日) |
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日南海岸を走る度に沿道の大きな看板が気になっていた。「海宮(わだつみ)神社」と書かれているその看板は、うがやふきあえずの尊(ヒコホデリの尊の子)を祀っている鵜戸神宮と山幸彦(ヒコホデリの尊)がわだつみいろこの宮から帰着したと伝えられる青島の丁度中間地点に位置している。日向灘を右手に見ながら海岸線を日南市から宮崎市に向かって走っていて、(今日は時間があったので)思い切って寄ってみた。国道から少し上がった地に入ると、静寂な空間が現れた。青い銅版で拭かれた屋根の小さい神社が山あいに静かに建っていた。まるで海中に建っているかのような不思議な風景だった。
説明書きを読むと、比較的新しい神社だった。昭和60年に対馬の海宮(わだつみ)神社から御霊を分祀された、とある。この神社建立により、イザナキ、イザナミから神武天皇(うがやふきあえずの尊の子の第4子と信じられている)までの御霊が日向に集まることができた、と書かれている。
対馬に竜宮伝説が残っているのだろう。韓国や沖縄の神話も、日本の神話と酷似していると聞く。いつか、対馬を訪ねてみたいものだ、と思う。
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