プレイルーム・パワーアップ研修①-花輪充氏のワークショップ |
03月13日 (日) |
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午前中は玉川大学助教授・花輪充氏のワークショップでした!
自己紹介では「友人がクレヨンハウスや劇団ひまわりにも居まして・・・継続は力なり、とにかく表現して後から充分に話し合うのがいいですね。・・・私の話はワイドショーみたいで面白いと言われるんですが、後で何の話しだったかわからないところがあるとも言われます。・・・この春から期間限定の助教授になりました。 後何日と胸に貼ったりして・・・」と笑いを取りリラックスできる空気を作り出しながらも流石だなぁと聴いていますと、講義のここかしこに大切なポイントが織り込まれていたわけです。
男性の保育士は珍しい時期に初めて3才児を受け持ってスタートされたそうです。 それもほんとうは小学校のつもりが間違われての採用でした、とおっしゃりながらその巡り合わせを幸運と感じ今に至っていると話せれていました。
その保育の現場体験があったからこそ分かることがいっぱいあるということだと力説されました。
*印象的だったのは・・・
「保育園は家庭といっしょです。 先生はブイのように子供たちの中を漂っているのがいい。 幼稚園にはスーパースターのような先生が要るかもしれないが、保育園でそれをすると子供はもう疲れきってしまいますからね。 2~3才児は一人ひとりが異文化交流ですよ。」
「表現活動について、クリエイティブなところを残している3才児以上にとって、絵本は『童具』つまり子供の遊び道具とおっしゃいます。 一つの素材が吸い込まれるようにしなければならない。 読み聞かせのあのスタイルは大人(読み聞かせる人など)が作ったものですよ。」
「オリエンタル・ランド(キャンプレポス)ではティームティーチングをして毎回デザインしている! 子供達がわくわくするようなフィールドを変えている!」
子供の表現をひきだすには・・・
「先生は、ちょっと困ってみると、子供たちは助けてくれます。 そこで○○ちゃんのお陰でできたね~。 出来た時には大人より早いねぇ~と誉めて言うと、この言葉はもう一番のやる気をさそいます。」
「ドラマ(表現)への一歩には遊びを!」
ヒューマン・アカデミーでも『3匹のやぎのがらがらどん』を取り上げてされるそうですが、4番目のやぎになってどう言えばトロルに食べられずに橋を渡れるかを考えさせるそうです。
これはラボそのものですね。
☆体を動かしてのワークショップ
*2人で組んで引っ張りっこ、からだも気持ちも暖まりました。
この時のキーワード「その子でいいの? と聞くと大人と違って子供の場合はたいがい違う相手になりますよ。 子供同志で決める時間を置くことが好いのです。 では、その相手にもっと自分がいいなぁと思えるように引っ張りっこしてみましょう。 今度はラボが楽しいよと思ってもらえるように引っ張りっこしてみましょう。」という具合でした。
*3人で「おおかみと3びきのこぶた」ごっこのシアター・ゲームです。
「とんとんとん」「何の音?」のやり取りの後、3びきの豚が引越ししていきます。 (お話しは子豚は食べられてしまうのですが・・?)おおかみは声だけでもいいし、あるいはただ見ながら漂っていてもいいのです。
最後のお湯を沸かす表現は子供たちならどうするでしょうか?
ラバーマットをなべに見たてて、マットをたたいて心も体も熱くなっていく、最後はマットを引っくり返しておしまい!」
ラボのテーマ活動を思わせますね。 2時間はあっという間に過ぎてしまいました。
今日はラボ活動への提案がいっぱいありました! ほんとうに元気になって帰宅することができました。
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Re:プレイルーム・パワーアップ研修①-花輪充氏のワークショップ(03月13日)
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Play with meさん (2005年03月13日 19時35分)
あ~、聴きたかったです。
でも何をいま大事にするか?で悩むところです。
このところ昨秋から子育て卒業を中心においてきました。
いよいよおわりましたね~~~。
さ~、4月からはラボっ子にしっかりと向かいましょう。
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Re:プレイルーム・パワーアップ研修①-花輪充氏のワークショップ(03月13日)
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うりぼうさん (2005年03月13日 22時25分)
Laulaさん こんにちは
とっても興味深くよませていただきました。
また、様々な活動をされていて、大変勉強になります。
今週は父母会を予定していますが、気負わずに
やりたいと思います。。
日記登録させていただきますので、またよろしくお願い致します!
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