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バザーを通して |
03月07日 (月) |
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「その」の大バザーが終わりました。父兄が集まり、自分たちの手で理想的な保育が行われる保育施設を作ろう。全国にも稀な生協立の保育施設です。そのため無認可、ゆえに行政からの支援も補助金も無い、財政面でその経営の足しにしようとして始まったと聞きます。
普通の幼稚園のバザーとは桁違いの規模です。運動会のテントが28張り立ち並び、善意で寄せられた物品の数といったら、トラックに何台分にもなります。
もちろん準備にも膨大な労力がかけられています。苦労して、大勢の父兄、教職員が一丸となる大事業なのです。その中で、もちろん収益も大切ですが、コミニュケーションが育まれることに大きな意義があると感じます。すかした幼稚園では、毎日バス停で顔を合わせて表面上仲がよさそうに挨拶を交わしていても、お互い不干渉で相手を全く理解できずに終わることもあるでしょう。しかし「その」は、何かにつけて本格的に行事を執り行います。本格的であるが故、準備も当日も後片付けもとても大変です。大変であるが故、ぶつかることも多々あり、やり遂げたときの達成感も大きく、すかした表面的な付き合いでは終われず、苦楽を共にして、深くお互いを理解できる仲に成れます。
これは、とても大切なこと。人は、精一杯力を出すとき、素顔になるんですね。お互い素顔が見れるから、真に理解しあえる。子ども達がぶつかり合いながら友人関係を作っていく、同じように親達もぶつかり合いながら相互理解を深めていく、良い経験をさせてもらっていると思いました。
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