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緊急時における教育の必要性 02月26日 ()
 2001年4月よりバングラデシュの子ども達の教育支援事業に関わっている。バングラデシュは1972年300万人以上の犠牲者と引換えに、パキスタンからの独立を勝ち取った国である。戦後33年、本来ならばもう戦後の緊急事態はとうに卒業している筈なのであるが・・・、(ダッカの一部繁栄を除いては)仲々庶民の暮らしは楽にはならない。特に我々が関わっている北部では、毎年洪水に見舞われ家や仕事を奪われるという自然災害の状態が慢性的に続いている。下痢や伝染病の二次感染や二次災害が発生し、それが治まった頃には寒さで病気や死人が必ず出る、という悲しいサイクルで一年がまわっている。
 協働している現地NGOは、毎年雨季には、水、食料、薬の確保に追われ、昨年は水害からの避難シェルターを建設した。雨季にはシェルターのある場所だけが小さな島のように点在し、人々は水が引くのを祈るような気持で待っている。そのような状態の中で「教育」は二の次に考えられがちであるが、「子ども達の教育支援」は水や食料と同じくらい大切なものなのである。教育なしには、安全な水の確保も衛生的な環境も提供できないし、何よりも精神的にダメージを受けている子ども達の心のケアを忘れてはいけない。
 今日~明日、難民事業本部主催の「緊急時における教育WS」が阪神淡路大震災経験の神戸を舞台に開催されるということで、時間を調整して参加することにした。
 「緊急」の概念を、自然災害などの突発的な状況を言うと認識していた私は、子どもを中心に考えれば「緊急事態」とは様々なシチュエーションがあることに気付かされた。記憶に新しいインドネシア沖の津波のような自然災害は明らかに「緊急時」である。また、イラクのように戦争集結宣言がなされたばかりの国も「緊急」である。しかし、慢性的貧困に喘ぎ、それが改善されない国の状況は、やはり慢性的な「緊急」状態なのである。
 このような渦中に置かれている子ども達や、こども兵士として誤った教育の呪縛に苦しむ子ども達にとって、自信やアイデンティティーを取り戻し、人種・氏族・宗教等で対立することなく、アイデアを共有し協力し合って学ぶ学習形態が有効且必要である。しかも「子ども達を真ん中に据えた活動」が重要且必要なのである。そう、それは、我々が日常的に行っている、テーマ活動を通した活動に他ならない。
 ファシリテーターのWarueさんがラボの活動(手法)にとても興味を示された。40年の蓄積が、国を越え、アフリカやアジアなど途上国の子どもたちを救うヒントになるかもしれない。
 
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