おかあさんのたんじょう日 |
02月10日 (木) |
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誰かさんの誕生日に何をあげようかなぁ・・と考えることは楽しい。そんなものを選んでいるときとか、作っているときが、その人についていろいろ考えたり、思いを寄せる時間として楽しい。その対象が恋人であったり、親であったり、子供であったり。今は私は、もっぱら孫かな。
ダニーはお母さんの誕生日に何をあげようかと考える。子供の日常はお母さんを中心にした世界の中でまわっている。そのお母さんのためにいいものを見つけたい。お母さんが喜んでくれることはすごくうれしいことだ。
このお話は小さい子に、とっても分かりやすくていい。そしてライブラリーとしては、大きい子にも英語も簡単だし、音楽も楽しく、いつでもすぐに出来るテーマ活動として扱えた。繰り返しがあっても、退屈に感じない。余分な言葉がなくリズムがあり楽しく感じる。そして何よりも最後がいい。めうしに会うと急に話の流れが変わる。そこからがいい。余分な説明が何もなくすとんと終わっているところが、後にいい余韻を残している。
―――きょうはおかあさんのたんじょうびだから、ダニーはそとへプレゼントをさがしにいきました。めんどり、がちょう、やぎ、ひつじ、めうしにあいましたが、みんなうちにあるものばかりでこまっていると、めうしがくまさんにききなさいといいました。それでくまさんのところへ行こうとしたら、みんなはいやだといいました。たぶんみんなはくまさんがこわかったのだと思います。わたしは、はじめ、くまさんのいういみがわからなかったです。おかあさんは、そのプレゼントは、一ばんうれしかったと思います。―――M子(小2)
―――私は今年、アメリカでホームステイするので、素語りで「Ask Mr. Bear」をやろうと思って聞いています。この話の最後の場面が好きです。ダニーがお母さんに頬ずりをしてやわらかい感じで終わっています。実は、私のホームステイ中に、ホストのお母さんの誕生日があります。誕生日のプレゼントに素語りをして、最後にBig Birthday Bear Hugができたらいいなあと思っています。―――H子(中1)
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Re:おかあさんのたんじょう日(02月10日)
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いりぴょんさん (2005年02月10日 18時35分)
このお話に出てくる以外の動物に出会っていたら、何をくれるかな…と
プレイルームでおかあさん達と一緒に考えていて、ハッと気がついた。
ブタだったら…トンソクかな。というおかあさんの答えにドキッ。そ
れ、ちょっと怖いね。そうか、MR.Bearが何もあげるモノはないけれど
…と言っているのは、本当のホント。物語の中にはいろんなことが詰
まっているなあとあらためて感じました。
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Re:おかあさんのたんじょう日(02月10日)
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リジータさん (2005年02月10日 21時40分)
いつも素敵なライブラリーのお話ありがとうございます。
ステイ中に、ホストマザーに素語りとBIG BEAR HUGをプレゼントするな
んて素敵なアイディアですね。きっと実行したのでしょうね。
喜ばれたこと間違いなしですね。
マイパーティの小1の女の子が、「あのね、きのう、おかあさんのたんじ
ょうびだったんだよ。」と教えてくれました。
何かプレゼントしたの?と聞くと、「ベアーハッグ」と教えてくれまし
た。
私も嬉しい瞬間でした。
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Re:おかあさんのたんじょう日(02月10日)
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しげちゃんさん (2005年02月11日 21時25分)
最初の3行の”誰かさんの誕生日に何をあげようかな・・”のことばが
すてきだなぁと思いました。私も心の隅ではそう思っていても、ラボで
どう取り組もうかと考えているうちに、そういう初めの素直な思いをつ
い忘れてしまったり、ラボっ子やお母さんに伝えそびれてしまいがちで
す。でも、本当はそんな気持ちをシェアできたら(または共感しあえた
ら)もっと楽しいでしょうね。たとえ忙しくても、こころにゆとりを持
ってお話に向かわなければと、ちょっと反省しました。
いつも、いろいろなお話へのちゃこさんの思いや、こどもたちの感想な
どを読ませていただき、参考になります。ありがとうございます。
少し前のことですが、1月の中部支部総会の折、帰りにちゃこさんをお
見かけしたのですが、ちゃんとご挨拶もできずに失礼しました。今年も
ちゃこさんの日記を読ませていただきますので、よろしくお願いしま
す。
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