未来を生きる君へ 野田正彰さんの伝言 |
02月07日 (月) |
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未来を生きる君へ 野田正彰さんの伝言
2004年4月18日 朝日新聞のコラムより
朝日新聞に、若い人たちへの「未来を生きる君へ」という小さなコラムがある
毎回筆者がかわるのだが野田正彰さんの会のものの切り抜きがとってあった
ご紹介します
タイトルは「生きる姿を見つめてみよう」
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「あなたたちは生きることに意味がないと感じていないだろうか。
精神科医として。また大学の教師として若者と接してきて心配なのは、
希薄な人間関係に浸り、自分を中心に世界を理解しようとした結果、空虚な精神に陥る人が増えていることだ。
・・・・
(中略)
・・・・後半1/3
「何故生きるのか」と疑問を持ったなら、
その疑問を「生きるとはどういうことか」と「いかに生きるのか」の2つの問いに分けよう。
そして前の問いについては、生きているものをしっかり見ることを勧める。
例えば動物園のサルの群れを見に行くのもよい。
動物園のサル山は狭い場所に多数のサルが閉じこめられ、騒がしいが、それでも参考になるだろう。
サルの個体と個体の関係を長時間観察していると、生きることはコミュニケーションの連続だと分かってくる。
生きる喜びも苦しみも悲しみも、相互の関係から生まれ、陰影を濃くしている。
草花を育てたり、好きな野山や植物園を見つけて四季折々に訪ねたりしてはどうだろう。
植物は、決まった場所であなたを待っていてくれるかのように成長し、花を咲かせ、実をつけ、枯れてたたずんでいる。
生きるとは静かな循環であるその上でどのように生きるか考えよう。
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「生きることはコミュニケーションの連続だ。」
「生きるとは静かな循環である。」というメッセージはすがすがしいではありませんか。
サル山のサルを見てはどうか、植物を見てはどうかという提案は切実なものだと思いました・・・
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Re:未来を生きる君へ 野田正彰さんの伝言 (02月07日)
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プリティ。^^。さん (2005年02月19日 21時10分)
アスベルさん、こんにちは。^^ゞお変わりなく何よりです。^^。
以前、武蔵嵐山の4Hとラボの日米フォーラムで習った、ひと粒の輸入
チョコを見て思い描ける職業を書き出すワークショップを、中高大生の
クラスでしました。最後に大学生が「さっきはむしゃむしゃ食べちゃっ
たけど(^^;すごいもん食べたんだなぁ、って思った。^^。」って
感想を言ってくれました。いつもの世界を、幾通りにも変えられる自分
に気がついてくれたなら、ラボをやって良かったなぁ、と思います。
仙台、インフルエンザが流行っていて、特効薬があって良かった。・・
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