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「誇り高き日本人でいたい」(CWニコル)を読んで |
02月06日 (日) |
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ゴロひげ平左衛門のライブラリーを手にしたとき一番に気にいったのが、「日時計」だった。年齢や国籍を超えた友情の有り様に心うたれるものがあった。仲省吾さんがいたホームのこと、モデルとなった日時計を取材したことばの宇宙は今も大切にとっている。なんとあのイギリス人の若者ウイリアムがニコルさん自身だったなんて!
ニコルさんは人生の中で本当に彼らしい出会いをたくさんしているのだなあと感じた。子どもの頃の空手の恩師をはじめ、渡辺文夫さんや、高円宮殿下、そしてラボとの出会いもその中にしっかりと刻まれている。日時計の仲省吾氏との出会いなんてすっごい偶然だ。その場限りのあいさつで終ればそれまでだっただろうに、素晴らしい友情にまで発展した。互いに引き合う同じ種類の臭いの様なものがあったのだろう。
人は自分の好きなことを一途に追い求めているうちに、目に見えぬ磁気の様なものを発するようになるのではないだろうか。そして、その磁気によって、同じものを求める人、同じ価値観のひとと自然に出会うようになっているのではないだろうか。ニコルさんの人生を読んでいるとそう感じてしまう。
私もラボ大好きの磁気をもっともっと発して、同じ価値観を持つ人たちに出会い、引きつけたいな。
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