総会終了 |
01月23日 (日) |
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昨日今日と九州支部の総会が福岡であり、新社長の長さんが見えて初めに挨拶されたこと、今年の活動方針の中の基調に記してある1971年12月のテューター通信の
『私たちがめざしているのは、やはり、あくまで言語習得、もっとはっきり言えば英語習得なのであって、これはまちがいのないことだと思います。英語力などつかなくていいと思っているのは、誤解というほかないと私は思います。
ただ、私達は、単に単語をたくさん知っているとか、文法的な規則をきちんと頭に入れているとか、そういうのを本当の英語力とは考えない。とにかく役に立つ英語を知識として教えこむような教育を本当の英語教育とは考えない。
ということだけだと思います。
私たちもやはり第二言語を本当に子供たちのものにしてやりたいと思っている、ただそれを、従来のやり方のように人間不在のところでやるのではなく、血の通った人間的なふれあいのある関係の中で、子どもたちの人間としての成長を助けながら、その中から“人間のことばとしての英語”を身につけさせたいと考えている』
という文章が、今も尚衰えず明確なものとして生きていると言う言葉でスタートした。
その後、関西学院大学教授の野田正彰氏の講演の中で、少子化や情報化問題が深刻化し、関係性のない中でのコミュニケーションをしてきた現在の子どもたちが変化してきている。人間関係のとり方が変わってきている。それにより今いろいろな問題が起こってきていることの恐ろしさを事例を挙げながら話された。情報化の中で、知識は陳腐化していく。雑多な知識に惑わされず、何が大事か、何が必要で何が不必要か、判断する力をつけることが大事。
『大事なことは、人と人との関係の中で、感情豊かに交流をし、意味のある人と深く付き合って人生を生きること』
『他者との交流の中で、物を考え討論すること。相手と共に生きること』
『言葉をひとつの入り口にしながら、人との関係の中で、自分のやりたいことを見つけていく関係性を大事にした子どもの教育』
まさにラボがやっている教育の必要性・重要性を再確認した感じだった。
2日目のラボッ子OG(現在筑紫女学園の英語の非常勤講師で翻訳家)の案浦さんの話は、小さい頃からやってきたラボの生活が、自分の中の芯の部分を作っていることを再認識したこと。ラボッ子時代は、どちらかというとおとなしく、積極的に周りをひっぱっていく子ではなく、消極的で人任せのような子だった。表現することが苦手でナレーターや表現の起伏の少ない役を好んでしていたそうだ。でも他パーティのラボッ子の“憧れ的な存在”になっていたとラボッ子時代を知っているテューターが話されてびっくりされてたけど・・・
小さい頃からラボテープを耳で聞いて育ったことで、英語を音で聞いて理解するようになった事。外国語の学習は、それを使って交流し表現することが大事。家族みんなが所属テューターへの信頼が深く、国際交流が大好きでたくさんの受け入れ経験があり、実際に自分自身も留学やいろいろな国を旅してきて色々な国の人との交流を通して自分の世界を広げてきている姿がとても凛として素敵な女性だった。
今回の総会で、自分のやりたいことのリストアップをしてみようかなと思った。というのも主人がコピーしてきていた記事の中で、ロバート・ハリスさんの「死ぬまでにやりたい100のリスト」というのがありそれが頭に残っていたからだ。中身をちょっと紹介すると
『やりたいことはたくさんあるのに、でもやりたいことがはっきりしない。「100のリスト」を作ることで、自分の強さや弱さ、そしてその可能性など己の根っ子の部分と遭遇し、自分を見つめることができた。リストを書いているうちに、夢が具体的にイメージできるようになると、それが実現するしないに関わらず楽しくなってくる。リストに書いたからと言って、無理してやることはない。自分の作ったルールに縛られないで、ゲームとして遊ぶ。現実と夢を照らし合わせて、具体的に今、何をしたらいいかを考えていくことが大事。「100のリスト」を書くことは、自分の可能性をちりばめた未来図を描くこと。リストを書いて一番良かったことは、生まれて初めて自分と向き合えたこと。途中で無くしたり書き換えたりしながら、僕のリストはまだ進行中、どうも死ぬまで終わりそうにない。』
「100のリスト」とまではいかなくても、10~20、自分がやりたいことを並べてみると具体的に、何をしたいのか何をすべきかが見えてくるような気がする。いつも無計画で行き当たりばったりで、その時感じたこと思いついたことで行動している気がする。なにかもっと具体的に考えてみないといけないな!
それにしてもテューターのパワーってやっぱりすごい!いろいろな個性の集まりで圧倒されてしまうけど、この仲間の存在が大きいんだよね~
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ゆみねーさん (2005年01月24日 18時17分)
総会お疲れ様でした。
今回もトミーさんとお話できずに帰ってきて残念に思っています。
私もラボ教育の必要性・重要性を再確認できた総会でした。
そしてここをしっかり伝えて子どもとともに育っていきたいと
思いました。
「やりたいことリスト」っていいですね。
やりたいことがはっきり見え実行につながっていきそうで・・・
それではまたお邪魔します。
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トミーさん (2005年01月24日 21時14分)
ゆみねーさん
ホント総会お疲れ様でした。
数子さん迫力ありましたよ。ホントに数子さんに見えてくるみたいでした。
>今回もトミーさんとお話できずに帰ってきて残念に思っています。
なかなかチャンスがないですね~残念!!
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うのままさん (2005年01月24日 23時24分)
総会おつかれさまでした!私九州の総会大好きでした。だって楽しんだも
ん。今年も充実していたようですね。東京は今週末にあります。元気をもら
わねばと思っています。
ところで「100のリスト」っていいですね。とっても気に入りました。遊び感
覚ってところも気に入りました。
リストをあれやこれや考えるのも楽しそう。さっそくやってみますね。
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トミーさん (2005年01月25日 11時19分)
うのままさん
書き込み有難うございます。たびたびうのままさんのHPお邪魔しながら、書
き込みせずに読むだけで失礼していました。
支部ごとの雰囲気ってやっぱり違うものですか?私は九州しか知らないので他
の所はどんなのかしらと、広場を覗きながら思っています。
結団式のやり方も違うみたいで、子どもの実際の写真をスライドで見ながら話
を聞くって良いですね~成功することを祈ってます。
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