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中国支部中高生広場発表会1/22 |
01月22日 (土) |
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広島東区民文化センターで、中国四部中高大生広場発表がありました。
山口地区は「鮫人の涙」ラフカディオハーン原作。ハーンはアイルランドで生まれアメリカで記者をし、日本に来て節と結婚。彼女の語る日本の物語に強い興味を持ち英語で耳なし芳一や鮫人の涙などを世界に発信した。
12月に参観したときよりかなりみんなの気持ちがひとつになり伝わるものになっていた。みんなの動きに統一感があり、歩き方もすり足を意識したということで、能や狂言を少し感じさせるものになっていた。
山口地区「鮫人の涙」オープニング
鮫人と藤太郎
中1で初めて、中高生広場に参加したHちゃん。高1で2度目のK。小郡まで遠いけれど毎回楽しみに参加。Kは今日は模擬テストがあったが、みんなとは別にさせてもらって参加。学校行事や部活、テストと有る中でよく行った。
他の地区の子たちも、いろいろ抱えている中でそれを乗り越えて今日の発表を迎えていることだろう。それも、ひとりではなくみんながいるから、見守り認めてくれる大人がいるから。
岡山の「スーホの白い馬」スーホの気持ちをスーホ役だけでなく全員で表現していた。力強い気持ちのこもった大きな動きが印象に残った。
広島西。「十五少年漂流記」中学生が多い中、高校生が気持ちをひとつになるよう、まさに十五少年のように一人一人が頑張ったのだろう。
広島東狂言「柿山伏」笑わせていただきました。昨年スプリングキャンプで狂言「三本柱」そこで声を出す面白さ、狂言の面白さを経験。それがこのテーマ選びにもつながったそう。
発表会終了後 岡山、広島、山口発表メンバー全員が舞台に上がりエバリエーション
中1から大学生まで。
10代の難しい時期の子どもたちが真剣に物語に取り組み、自分たちで表現を考え、言葉(英語)で表現する。一人一人が本当に輝いている気がした。この一人一人がいろいろなことを乗り越えてこの場にいる。それは大きな自信にきっとなる。
小2の2人も見に行って、英語だけでしたがよく見ました。子どもは自分と年が近いおにいちゃんおねえちゃんがやっていることは大きな興味をもって見る。それがいつかあんなふうに、という「夢」「目標」になる。
パーティのお母さん3名、ラボっ子6人が観テーマ活動。
英語だけだから4つの発表もあっという間。
中3のMちゃん「私もでればよかった・・」だって。国際交流もあって、中3だしと遠慮したけど、薦めればよかったね。
小2のA君「かきやまぶしがおもしろかった」との事。聞いたことないし分かるかな?と心配だったけど、英語だけでちゃんと面白さが伝わったよう。
小5のKちゃん「英語だけなのに、なんとなく分かったのですごいナと思った。想像ができる。あきないぞー?」だそうです。
そう思えるあなたたちもすごいよ!!
来年はみなさん見に行きませんか。いいですよ!!
最後にライブラリィ紹介
「三本柱」シリーズ 1975年制作 なんと30年前 狂言「柿山伏」日本語は山伏 野村万作氏 お百姓 昨年なくなった野村万之丞氏
上演可能な形で英語訳をした狂言は初の試みだそう。
留学に行って、これを紹介できたラ、すばらしい日本紹介。
このライブラリィがでたとき、万作氏が黒姫キャンプに来てくれて、ラボっ子に狂言を手ほどきしてくれたとか。
鮫人 がはいっている「耳なし芳一」のシリーズは1973年制作。
「耳なし芳一」と「鮫人の涙」と「鏡の精」どれもハーン原作。英語はハーンのほぼ書いたもののまま。日本語はラボ教育センター
こちらの日本語の語りは 観世栄夫氏
どちらもまさに「声に出して読みたい」語りたい日本語。
耳なし芳一 テューター研修で取り組んだとき、車でずっと聞いていて、雨の降る夜ひとりで山道走りながら聞くとこわいこと・・・
下関の赤間神宮にみんなで行って、宮司さんにお話を聞いたりもしました。ハーンは目に見えないものの気配を感じることのできる人だったようで、彼も昔、ここを訪れているそう。「霊能力者といわれる人は今も赤間神宮の中にある平家のお墓のところにはこわくて近寄れない」というエピソードもお聞きしましたよ。
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