幼児教育・英語教室のラボ・パーティ
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ヒグチイシ 01月18日 (火)
「かあさん、ヒグチイシ拾ってくるから、
ちょっとサンダボーイとめといてね!」
5歳になる息子が庭に出て行きました。
『へそもち』のCDを聞いている最中、なにやら思い付いて探しに行ったのは、ひうちいし、火打石です。
保育園へいく時間がせまっているというのに、
あれでもないこれでもない、夢中です。

今月のおはなしは『へそもち』。
地味なおはなしだな~なんて思っていた自分が恥ずかしい。
この私、はまりました。
私がこのお話のおもしろさを実感したのは、今年のお正月、
凧上げをしていたときです。
強風を受けてぐんぐん上がっていく凧に、7歳の娘は恐いと言って手を離しそうになりました。慌てて交代した私もあまりに強い力にびっくり、一瞬、凧にひっぱられて空に飛んいってしまいそうな感じがしました。
「わあ~これなら、かみなりこぞうが凧に乗っていてもおかしくないよね!」

そうだ、次のラボはみんなで凧上げをしよう。
その次は、おもちづくり。
想像と実体験が合わさって、このお話がもっと楽しめるんじゃないかな。
あとは、、、かみなりか。

ブラジルにいたとき、激しい雷を体験したことがあります。
黒雲が空を覆い、雨が真横に降って1メートル先も見えない。
校庭はあっというまに大きな湖のようになり、低い方へと濁流になって流れて行く。真昼より明るい稲妻が光ってすぐ、窓ガラスが割れるんじゃないかと思うほどの雷鳴が轟く。日本語学校の子供たちはみな、私に抱きついて泣き叫んでいます。
日本では体験したことのない激しい雷でしたから、私も恐ろしさで震えました。自然の驚異を感じたものです。
(その後、雨がやんで広い空にかかった虹は、本当に美しかった。ひんやりとして、みずみずしい空気のおいしかったことも忘れられません。)

目の前にいるラボっこたちに、その体験を夢中になって話していました。
ふと我にかえってみんなの顔を見ると、目がまんまるになって、焦点があっていない、遠くを見て固まっていました。ちょっといたずらして、
「そんなふうにかみなりさまがおへそをとりにきたらどうする~?ほらあ!!バリバリバリ~!!!」」
「ギャ~ッッ!!!!」


さて、石を拾って急いで戻ってきた息子。
「かあさん、CDどこまでいった?あ、せとものやさんか。
見て、これヒグチイシ見つけたよ。」
形のよさそうな角の丸い二つの石。
「打ってみるね。」
カチッ、カチッ。
片方はやわらかいのか、削れて粉が舞いました。
「あ、煙がでた!」
「ほんとだ!すごい!」
私もちょっとノッてみました。息子はうれしそうです。
「保育園から帰ってくるまでこのヒグチイシ、おいといてね。」

息子が興味をもった火打石、ほんものが手に入れてみたくなって、
インターネットオークションで探してみたら、ありました!
<吉井本家 極上火打石 水戸光圀公もご愛用>

いろいろ調べてわかったのですが、石二つをこすりあわせるのではなく、
一つは火打ち金というものに、火打石を打つようです。
火打石は使っているうちに砕けて丸くなり、すりへっていくのでしょうか、
尖っていることが大切なようです。
「角とれて 打つ人もなし 火打石」なんて句が載っていました。

「丸いのはだめなんだって。」
帰ってきたら息子に教えてあげようと思います。
火打石を手に入れ、火花を散らせたらみんな驚くかな。
落札できたら、またご報告します。
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