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国際交流事前活動 |
01月09日 (日) |
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今年になって初めての事前活動日。昨年の親子オリエンテーション→第1回事前活動→ウィンターキャンプ、とこの1ヶ月余りの間に国際交流関係行事があったので、当初は「は?誰のコト?何のコト?」という顔付きだった参加予定者達も、少しは「自分達が」「参加」するのだ!という気持が芽生えてきたようだ。
冬休み中に出しておいた課題にも、前向きに取り組んでいる子が多かった。全員アルバム作製には着手しているようだし(持参した子は4人だけだったが・・)、課題図書を呼んで感想文を書いてきた子もいた(1人だったけど・・(^^))。来月には全員持って来るという事なので、期待して待っていよう。
今回のメインテーマは、3月20日の結団式で「地区表現」で発表するものを、子ども達の力で如何にまとめて、発表できる形に仕上げるか・・・という事なのだが・・・。しかも大切なのは、見せる発表のためのみならず。それが自分達の国や文化を知る事につながること。
宮崎地区のテーマは前回「まつり(まつりばやし)」と。彼等自身が決め、冬休み中にそれにそって、子ども達が以下のことをそれぞれ調べた聞いたりしてくることになっていた。
①日本の有名なまつりと地域のまつりを調べる。(地名・由来・歴史まどなど・・・。)
②地域のまつりに関しては、関係者にインタビュー
③写真も撮ってこよう!
④まつりばやし(かけ声・音楽)について調べる。
1ヶ月間は彼等に任された時間。果たして小6、中1の子がほとんどのこのグループでどの程度課題をこなしてきてくれることやら・・・。
心配をよそに、案外みんな積極的に面白い地域の祭りについて調べてきていた!けれども、膨大な地域の祭りを、全員の満足のいく形で「発表」できる形のまとめることができるのか・・・。しかも4分という短い制約時間の中で。
みんなの持ってきた「まつり」は、地域でどういう目的のためになされているのか?或いは、始まったのか・・?それを出し合ってみると、そうそう、見えてきた!「豊作祈願」「五穀豊饒」「災難防止」など。それでは、そもそも「まつり」とは大昔は何だったのだろう?「まつりごと」として政治と関わっていた時代から「おまつり」に分化してきた由来は・・・?
そして、大まかな発表スタイルが決まっていった。
①まつりの由来と目的
②宮崎の祭りについて
③下長飯手拍子踊りの紹介
④都井岬火祭りの紹介
を小太鼓・三味線・拍子木の音に合わせて発表する。
グループに分かれて、語り文の作成。そして読み合わせ。それから、全員で「下長飯手拍子踊り」の練習、そして、舞台上を想定した動き。「都井岬火祭り」をどのようにして紹介するのか?実際の火祭りは30mもの松(大蛇と見たてて)の先(口)をめがけて松明を投げ込む勇壮なものだが、それを舞台で再現することは不可能である。原点に戻って、農作物を荒らす大蛇を火で退治する表現活動スタイルに決定。テーマ活動で培った表現が生きる!仲々、見ごたえがある発表ができそうだ。
子ども達の素晴らしさを、またまた見せつけられてしまった。
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