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アンコールワットの一日 |
12月24日 (金) |
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朝、ペンション近くを流れるアンコール川沿いの道を散歩した。お寺の隣に小学校があり、子ども達が三々五々集まって来ている。川沿いの道端に出店が開かれていて、朝から人々がお粥などを食べている。バナナケーキ(もち米をバナナの実と一緒に蒸したものをバナナの皮に包んで焼いた物)を10個買った。2,000リエル($0.5)。バナナは一房1,500リエル(約$0.3)。お昼用弁当(^。^)
ペンションの朝食は、フランスパン・卵焼き・ヤキソバ・スイカ。お腹一杯食べて余ったフランスパン3本も、お昼のお弁当に加えた。♪
アンコールワットへ行く前に、ハンディキャップ・インターナショナル訪問。ここは地雷や不発弾で手足を失った人々に対する義肢の作製・訓練を行っている。世界各国からの支援で成り立っていて、日本のJICAも協力した事がある。近年は増えてきた交通事故被害者の支援やポリオ感染者への支援も行っているという。我々も心ばかりの協力をさせて頂いた。
それから、イザ、アンコールワットへ。ゲートをくぐり一人$20の入場料を支払って進んでいくと右手の掘の向こうにアンコールワット寺院が優雅な姿を現した。それを横目で見ながら通り過ぎ、南大門をくぐると目の前にバイヨン寺院遺跡が現れた。車を降りて、遺跡を歩く。小6のTくんは大はしゃぎ。先頭に立ってどんどん進んで行った。きっとトム・ソーヤが鍾乳洞の中に入った時のようにワクワクしているのだろう。私は4回目なので遺跡の陰で休んで待つことにし、Tくんのお守りは高校生2人に任せることにした。3人は意気揚揚とバイヨン探検に出かけて行った(*^▽^*)ノ”
それから象のテラスを歩き、それに続くデーモンのテラスを歩いて、日本のチームの関わっている修復現場を見学した。
さぁ~て、お次はアンコールワットだ!みんな興奮気味。真ん中の通路をひたすら前進し、一番高い部分をよじ登る。まるでロッククライミングだ。頂上はさわやかな風が吹いていた。石の上に腰を下ろしてお弁当を広げる。バナナケーキ、バナナ、竜眼、酢コンブ、プレッツェル、チョコレート(^。^)♪ アンコールワットのてっぺんで食べるお弁当は格別!昼食後、大人は昼寝。高校生はTくんに付き合ってかくれんぼ。アンコールワットのてっぺんでかくれんぼをした初日本人かもしれない!(笑)でも、そのお陰でカナダ人の青年と出会えたと、高校生は喜んでいた(^。^)♪ツアー客のように時間には制限されず、ゆったりと心ゆくまで楽しんでから、芥川竜之介の「蜘蛛の糸」よろしく1本の手すりを伝って降りた。それから壁のレリーフ・ストーリーを見ながら東西南北の外廊をゆっくりと周った。
アンコールワットを見渡せるという丘に若い3人はよじ登って行った。私とGさんは余力がなく、下に越しかけて待った。後からふと左側を見ると、象の背に揺られて登るという手があった・・・んだ・・・($1,500だけど4人は乗れる!)ヨシ、次回は象で!!!(^^)
それから数メートル歩いた所にピラミッド型の塔型寺院があった。あんまりツアー客の目には触れない場所なのだが、珍しい形の貴重な遺跡だそうである。Tくんは絶好調!ヒョイヒョイとまるでスパイダーマンのようによじ登って行った。高校生の一人Eさんもそれに続いた。塔のてっぺんに涅槃像があったと言う。う~ん、あそこまではムリだなぁ~・・・。若い人が羨ましい。
夕暮れの中、プノンペンへ戻った。スターマートでケーキ・ホットドッグ・お菓子・アイスクリーム・スプライトを買い込みホテルへ戻った。とっても充実した忘れられない2004年「夏」の思い出。今日はクリスマスイブ。メリークリスマス!
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