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命の重さも金次第/フィリピン人看護婦・介護師解禁に思う |
12月02日 (木) |
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アロヨ大統領と小泉首相の間で、フィリピン人看護婦・介護師が日本で働く事についてのGOサインが出された。日本の免許取得という難題が立ちはだかっているので、そう簡単にはいかないとは思うけれども、少子化現象に歯止めのかからない我が国では、介護を要する人が増えつづけ、介護する人は減って行く。今のままではいずれわが国だけではどうにもならなくなる、と言うことなのだろう。これは、こちらサイドの理論である。外貨に頼り、出稼ぎ経済が国を支えるフィリピンの政策と相俟って、今回の合意にこぎつけたのであろう。
現在フィリピン国内では、現役の医師や看護師が、カナダやアメリカへ看護師・介護師として出国し、国内の医師・看護師空洞化を招いているという。将来の大きな市場である日本への流出も時間の問題かもしれない。
命の重さも金次第なのか・・・。無意識の内に、途上国での医療水準を引き下げている(将来荷担する)現実が悲しい。
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