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「大草原の小さな家」について。 |
12月05日 (日) |
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シニアの採用通知が届かないまま送り出しためぐちゃん。大丈夫だったかな???郵便は何処へ消えたのでしょう????原因を追求しないといけませんネ!!!
今年のウインターのテーマは「大草原の小さな家」。発刊当時は全話やり遂げたものです。北関東ではラブラリー研究会で長い事大草原のCD化を望み研究活動を続けていました。希望が叶い感激したものです。
大草原についてのエピソードなど、がのさんが書いていらっしゃいます。お許しを頂いたので、ここへコピーします(*^_^*)。
◆大草原の小さな家
川崎洋さん。なつかしい人です。茨木のり子さんたちとやっている詩の雑誌
「櫂」を通じて知り、『大草原の小さな家』制作に際して再話をお願いするこ
とになりました。最初、NHKではじめてお目にかかり、こちらの企画につい
て話しましたところ、たいん人気の高いテレビ・ドラマにもなっている物語、
みなさんの期待も大きいでしょうし、わたしなんぞでいいんでしょうか、とそ
の驚くほどの謙虚さにこちらがドギマギさせられました。静かな、おだやかな
人でした。悪いこと、ずるいことなど何も知らないというような醇朴さをたた
えた人。とにかく、こちらのいうことはまず全部聞こうと、ていねいに耳を傾
け、わたしの話をいちいちメモしているふうでした。絵は伊勢英子さんにお願
いしてある、と伝えると、だいぶその気になってくださった様子。その後、ご
自宅のある横須賀に3度、4度と出向いてお会いし打ち合わせ、お願いした期
日にはきちんと書きあげてくださいました。
その後、ラボとの関わりはなく、わたしとも年賀状の交換程度になってしまい
ました。いまはラボのなかで接触をもつものはだれもなく、さびしいことです
が、なつかしく思い出される人です。
この仕事をつうじて谷口由美子さんとも親しくさせていただいたことも忘れが
たいことです。いままさにもっとも輝いている児童文学翻訳家ですね。
※川崎 洋(かわさき・ひろし)2004年10月21日腎不全にて逝去、74歳
川崎洋さんのこと、『大草原…』だけでなく、もっと別な機会にもラボに近づ
いていただくとよかったですね。あの人のことばは、わかりやすい、あたたか
いことばです。痛ましいほどシャイなところがあり、ぜんぶがやさしさででき
ているような人でした。ウィンターキャンプはその『大草原…』をテーマにお
こなうのですか、産山のあの民宿に集いあって。ローラの世界、また川崎さん
の世界にラボのみなさんに改めて親しんでいただけること、たのしみにしてい
ます。
・・・・・・・・・・
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