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森の魔女 バーバヤガー |
11月25日 (木) |
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私は昔話のおばあさんではないけれど、それこそ針と糸が友達。毎日何かを作っている。そんな私はラボ物語についてもいろんな創造物を子供と一緒に作った。バーバ・ヤガーについては、タペストリーが残っている。すべて古ネクタイを切ってパッチワークしたもの。その鶏の足の上にのった小屋と別に箒を持ったヤガーばあさんを作ったので、子供たちは自由に動かして遊んだ。
こんなものがあるのと、私のなかには、ヤガーばあさんといえば、ホッレおばさんや西欧の魔女と同じようなイメージがあるのか、ハロウィーン頃になるとこの物語や関連の絵本や飾り物を身近に持ってくるのだった。
マーシャは困難を予想される森の中へ入っていく。途中、偶然見つけて拾うものがすべて自分を助けてくれるものとなる。異境に入って試練を勝ち抜くには、身を護る呪物の力を借りなければならない。マーシャは、風呂の水汲み、機織、女子の務めを経験し成長して帰る。
ルバーシカをつくろうための針と糸、プラトーク、サラファンそして最後にはマロースなどロシア独特の言葉が出てきてたのしい。
―――この話は暗い話だけれど好きです。何回も聞いていると、暗いと思えなくなり、マーシャがつかまりそうになったときも、あまりこわく感じません。マーシャはいつもやさしい子です。ねずみにパンを全部あげてしまいます。自分がつらいめにあっていても、人をうらまず、親切に出来るなんて、感心します。
タオルを投げつけると川になったり、くしをなげつけると、森になるところは、国生みを思い出しました。いろいろなことを考えて聞ける物語です。―――Y子(小4)
―――つぎつぎにマーシャを助けてくれるものがあらわれ、リズムがあるので、引き込まれてしまう。はたを織るとか、プラトークとか、出てくるものが女の子に関係したものが多いので、男の子が余り好きにならないようです。わたしは、まま母の役をやっていると、時々、そんな私がこわいような感じがします。あのマーシャのこきつかいかた、いじわる。ああ、こわいこと、こわいこと。―――M子(小6)
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