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学校へ行きたい!/バングラデシュ・マイメンシンの支援児 |
11月02日 (火) |
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バングラデシュ・マイメンシン農業大学のすぐ横を流れるブラマプトラ川の水位が例年より高い。この川は遠くヒマラヤにその起点を持つ。北部のクリグラム地方を通り、この地をを抜け、さらに南を目指し、ベンガル湾に注ぐ。
朝8時半、スラムの支援児宅を訪ねる。現在私が代表を務める国際こども団体“H&H”(Heart and Hand)http://www3.ocn.ne.jp/~m.labo/h/
ではここマイメンシンで8人の子ども達の小学校教育をサポートしている。今回は事前に知らせず突然の訪問だったので子ども達(支援児)は裸のままで遊んでいた。私の顔を見て驚いて服を羽織ったり、制服に着替えたり大忙し。そ・・か・・・いつもは知らせてから行っていたのでわざわざ「制服」を着用して待っててくれたんだね・・。ラマダン休暇中の支援児の通う小学校へ行ってみた。教室の窓が一ヶ所開いていたので教室を覗いて見る。薄暗い電灯のない教室にはバンコ型の学習机(長椅子と長机のくっついた物)が見える。
5年生のドゥワ―ル君は12月で小学校を卒業する。本来なら仕事に着く年齢なのだが、教育里親の方の好意で中学進学ができるようになった。1月からは近くの中学校へ通う。お父さんと共に訪ねて来てくれたドゥワ―ル君に、進学の意志を確認し写真を撮る。あと5年間、しっかり勉強してね!でも他の支援児達が中学校まで進学できるかどうかは分からない。まだまだ小学校へも行けない子ども達が多いのだ。
コーディネーターのアミンさん夫妻がドイツ留学中で留守なので、友人のアフローズさんがその間の支援金の管理を担当してくれている。大急ぎで事務的な手続きを終え、アフローズさんに資金を預け、クリグラムを目指す。
この国ではクラクションが車の一番重要な部分である。ガタガタ道を8時間、車は常時クラクションを鳴らしっぱなしで人やリキシャを追い払いながら走り続ける。福岡で平成13年まで使用されていたトヨタのバンである。見覚えのある風景が見えてきた。蓮のモニュメントの角を右に曲がり、消防署を左に曲がって、車はCB(チンナムクル・バングラデシュ/現地NGO)クリグラム事務所に到着した。
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