糸巻き論争?秋の研修“Moteher Holle” |
11月07日 (日) |
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糸巻きが出てくる物語をご存知ですか?
“トム ティット トット”“いばらひめ”“野の白鳥”そして“ホッレおばさん”他には?
前回の研修で、主人公のマルガレーテの仕事が糸をつぐむことなんですが、その表現で糸巻きを井戸に落とすんですが、テューター同志のイメージが違うようなので、互いに確かめたんですね。 すると糸巻き機そのものをイメージしてたり、大きさがまちまちだったのでした。
これは調べてみようと思いいろんな物語の糸巻きの形を見つけましたよ! ジェイコブズ、ペローそしてグリムの挿し絵などは糸巻きと長い棒だけで紡いでいくんですね。 それから糸巻き機でかせにしていくようです。 ラボライブラリーの“トム ティット トット”の中でもおっかさんが歌いながら紡いでるのは、手ではなくて車の回転を使って糸巻きをまわして、よりをかけながら紡いでいるのです。 ということは、“ホッレおばさん”のマルガレーテは糸を紡ぐ道具の“Spindle”を井戸に落としたんですから、ウ~ン納得です!!
物語を調べているとその国の文化・生活習慣に自ずと触れられる。 もっと知りたくなって、ライブラリーを聴きたくなる。 これもラボの目指すところの「物語に出会う」ということです! 好奇心旺盛なら知りたい、見てみたい、
英語でなんと言ってるかなとか、日本語ではこんな風に言うけど英語ではちょっと違うな~とか、ラボっ子たちの言語習得へのアプローチはこのように考えています。
きっかけはちょっとした所にもあるんですね!(*^^*)v
火曜日が研修です、言葉にこだわりながらもっときき込みしなくてはと、、、
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Re:糸巻き論争?秋の研修“Moteher Holle”(11月07日)
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がのさん (2004年11月08日 21時26分)
なるほど。おもしろい文化比較になりそうですね。ジェイコブズ(イギリ
ス)、ペロー(フランス)、グリム兄弟(ドイツ)と挙げてくださいました
が、「糸巻き」ということばにはなっていないかもしれませんが、もっとほか
のところでもこの機織りについてはしばしば出てきますよね。思いつくところ
では、ロシアの昔話。トルストイの「エメリヤンと太鼓」では錘(つむ)、
「バーバヤガー」では機織りが物語の重要なモチーフになっていたと思います
し、北欧の物語「太陽の東 月の西」にもあったような…(確かめようがいま
ありませんので、ごめんなさい)。日本の昔ばなしではどうでしょう。機織り
が特に女性にとって世界のどこでもたいへん重要な生活芸術であったことが知
れますね。今は大量生産、大量消費の、使い捨て時代、その意味は大きく変わ
っているようですけれど。
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Re:糸巻き論争?秋の研修“Moteher Holle”(11月07日)
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マルガレーテさん (2004年11月16日 22時38分)
今日は、おいしいードイツのパンをご馳走様でした。
続きはどんな風になりましたか?暖かい皆さんのお影で楽しく研修させ
ていただいていま~す。土曜日お会いできる日を楽しみにしています。
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Re:Re:糸巻き論争?秋の研修“Moteher Holle”(11月07日)
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Lauraさん (2004年11月18日 11時20分)
マルガレーテさん
>今日は、おいしいードイツのパンをご馳走様でした。
続きはどんな風になりましたか?暖かい皆さんのお影で楽しく研修させ
ていただいていま~す。土曜日お会いできる日を楽しみにしています。
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なにも岡山まで行かなくても、、、そこまでしなくても、と思いつつジョージ
さんとドライブがてらドイツの森へ行ったんです。
グループの皆さんで喜んでもらえたし、秋祭りの場面がイントロの所の表現に
繋がったし、よかったかな?
マルガレーテとおかあさんのやり取りは、さらに聴きこんで気持ちを言葉にこ
めたいですね! 楽しみです。
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