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「だるまちゃんとかみなりちゃん」の解説 11月04日 (木)
福音館のメルマガで、「だるまちゃんとかみなりちゃん」の紹介が作者の解説があって面白いので紹介します。子どもたちと取り組んでいる時に、絵本の中から子どもたちが気づいて言っていることがたくさんでてきて、やっぱり子どもの想像力ってすごいなあと感心した。

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絵本作家として加古里子さんは天才的な人だと思います。なんびとも加古さんのまねはできません。子どもの生活感覚とあそびに対する鋭い観察力と分析力に加えて、紙芝居など日本の子どもの文化のすぐれた研究者であり、かつ実践家です。伝承のあそびや笑いを、絵本をとおして今につなげる語り手としても稀有の人です。その代表作が『だるまちゃんとてんぐちゃん』と、その後につづく「だるまちゃん」シリーズです。

 第2作目の『だるまちゃんとかみなりちゃん』では、過去の伝承文化の世界から未来都市へと読者の想像力の翼を広げ、その上、未来都市の細部を科学と技術の専門家として、実にゆきとどいた構想と表現で、奇想天外に描きこんでいます。その一端を、作者自身の解説で語っていただきましょう。

 --「だるまちゃん」を現在の日本の子どもの代表とし、「かみなりちゃん」に遠い国、すなわち未来性と外国のイメージをもたせ、古くから伝わった雷の姿の未来形で表現しようとしてできたのがこの絵本です。その中に出てくる未知な未来都市にお迷いになるといけませんから、ちょっと観光をかねてご案内することといたします。
 第10場面におこしください。正面中央遠くにみえるのが指向性をもった放電塔です。ここからすべての動力源がかみなりの国すみずみに供給されています。それを受けて、すべての建物や照明や時計器械などが作動するシステムをとっています。そういえばラジオアンテナと見えた雲車(これをウンカーと命名いたしましょう)の細い柱は、受電ポールであったことにお気づきでございましょうか?
 大きな放電のため、あたりはイオン化され、地上の色彩にくらべ、あたかもカラーテレビの色のようにけいこうめいた色彩が、ここでは基本色となっています。(中略)
 第9場面にみられるように、いつも裸でいることや、とら皮の衣類は昔のこと、発達したいまのかみなりの国では、柄や色彩にその伝統がみうけられますが、合成化学品の衣類が広くゆきわたっているようです。(「だるまちゃんとかみなりちゃん」について 「こどものとも」1968年8月号折込付録より)

 さらに第5場面のにじが、テレビ画像の遠隔撮影光として第12場面に映出されていたり、小型の無線電話装置や配膳移送機などからも、電子工業、電動機械もなかなかすぐれて発達している様子が描きこまれています。
 物語絵本にこのように現代の科学と技術の粋を語りこめることのできる作家は、加古里子さんをおいてはありません。その秘密を解きあかしている本が『加古里子絵本への道--遊びの世界から科学の絵本へ--』(福音館書店発行)で、子どもの科学教育への絶好の手引き書です。
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Re:「だるまちゃんとかみなりちゃん」の解説(11月04日) >>返事を書く
いりぴょんさん (2004年11月04日 21時31分)

すごいですねーえ。さっそく絵本を確認してビックリしました。確かに
ごちそうが移送機にのって運ばれていますし、テレビには腕組みしただ
るまちゃんとかみなりちゃんが映っています。驚きました。
Re:「だるまちゃんとかみなりちゃん」の解説(11月04日) ・ >>返事を書く
りっぴぃさん (2004年11月04日 22時23分)

すごいですね…って、いりぴょんさんと同じ出だしになってますね(^^;)
虹が投影機になっているとは…もう「やられた!」って感じです。
今丁度「だるまちゃん」を取り組んでいるところなので、My Partyでも
シェアしたいのですがよろしいでしょうか?
少しでも種明かしを知ってしまうと、もっと何か?!とますます
絵本のとりこになってしまいます(*^^*)
絵本って、ホントに素敵ですね♪
Re:「だるまちゃんとかみなりちゃん」の解説(11月04日) >>返事を書く
ゆみねーさん (2004年11月05日 00時19分)

こんにちは!
私も福音館のメルマガ発信してもらってます。
こどものとものどの作品の折込付録も捨てれず取っていた時がありましたが
さすがに保管できず処分しました。
もちろん、この絵本が出た時の折込付録なんて母がもってるはずがない・・・
折り込み付録は貴重価値あるものですね。
作者の解説本みたいなものですから・・・
あらためてこの作品のおもしろさを感じます。
Re:Re:「だるまちゃんとかみなりちゃん」の解説(11月04日) >>返事を書く
トミーさん (2004年11月05日 22時09分)

ゆみねーさん りっぴーさん いりぴょんさん

ホントすごいですよね~。なんかとっときのお話を教えてもらった気分でし
た。同じように感じてもらって嬉しいな!
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