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三輪えり花さん研修 10月31日 ()
特別研修最終回。『ハメルンの笛ふき』テーマは『言葉に重点を置いて。』
今回の4回シリーズの研修は、時折ラボッ子だった時のお話なども織り交ぜながら、
演出家としての物語の深め方や、伝え方などを、教えて頂いて言葉にはできない、
感動や、気付きがありました。
今回は、言葉を紡ぐ。語り方ではなく、口承技術として、またそれは英語でも同じように、
伝わる言葉の紡ぎ方があるいう事を、やっていきましょうという事で始まりました.


まずは、8人くらいずつの二グループでstanzaごとの読み合わせ。その時の注意は、
下を向いて読まない事。顔を上げて伝える事を意識して。

それだけでも、小学生の頃丸読みとかしましたよね。あれとは全然違う読み方
になりました。伝わる感じ。
次に、展開による段落分け。

ポイントは時が変わるとき、主語が変わるとき、人が変わる時


そして分けられたのが、
設定ー場所、時、状態

困りすぎてどうにかしなきゃ

笛吹きが現れて助ける

笛吹きが現れて子供ごと消える

エピローグ


そして、これをいろいろなジャンルに置き換えて、
読んでみるという事をやりました。

出てきたジャンルは、道徳教訓もの、歴史もの、夢物語、社会批判、詩・抽象

サスペンス、スリラー、ホラー、ニュース、バラエティ、お笑い、天気予報。

同じ部分を、一人はニュースのように、一人はホラーのようにというわけです。

これは、面白かったですよ~。それぞれなりきって、やるのですが、全く違う読み方になって、伝わり方も全然違って。

次は、さらに半分ずつのグループに分かれて、一部分を皆で読んでいきました。
たとえば、事件だけを読んでいく場合。最初は、何も言われないまま読んで、次の人は
結末を知っていて読むのではなくて、結末を予測できないように読む(伝える)。3つの事件をそれぞれ、完結させて、終わらせる。それぞれの事件で、山場を作る。というのをやりました.次の人は”  ”を意識して変えて読む。と、言われるままに読み進むうちに、こっちの方が伝わるね~。という風に、自分たちでもだんだん分かってきました。


次の、一匹だけ助かったねずみの知らせの部分では(是非、スクリプトみてください)
一つ一つの表現を、前の表現を否定しながら進んでいくのと、さらにこういうふうだったよと、積み重ねていくような伝え方をやってみました。

これも、その差歴然。


(思い浮かばない方は是非両方の読み方で読んでみてください)

というわけで、次は英語です。
まずは、英語のリズムのお話。冒頭、心臓の鼓動からまずは違うんです。
日本人は『どきっ』だけど、英米の方は『きどっ』なんですよ。??
と思っていると、英詩の弱強格の説明をしてくれました。
iambic pantameter(弱強5歩格)。
英詩、英文は、このリズムで書かれているものが多く、このリズムが人々に入りやすい。
どうしても、このリズムになってしまう。


日本語だと、七五調だと落ち着くってあるのと同じ。(でも、これって本当はお休みを入れて8拍なんです。とも説明して頂きました.)


そして、皆で読んだ後、各グループで好きな場所を選んで、英日で発表しました。


スクリプト通りに、英日にしても良いし、英語だけやって日本語を後にしても良いと言われましたが、リズムが違うので英語だけの方がいいとどのグループもなったようでした。
何度も英語を皆で声を合わせて言いましたが、まだまだ合わせるだけで精一杯。
それでも、リズムに合わせて英語を言う楽しさには触れる事が出来ました。
いつかこれ、暗唱できるようになって、英語のみで語ってみたいと思ったのは私だけではない事でしょう。

それから、それぞれのグループの発表したパートの解説や、アドバイスをして頂きました。

その時の、三輪さんのLong long agoひと言をとっても、三輪さんの英語の語りは、さ~っと遥か昔に連れて行ってくれるような響きがあり、「お~」という歓声が。
語る。伝える。事は、自分の中にそれを伝える何かを持っている事が大切で、語り方で伝わり方が全く違う事がよくわかりました。
今回の研修では、言葉を伝える自分の内なる物の大切さを、実感できた研修でした。
Re:三輪えり花さん研修(10月31日) ・
りっぴぃさん (2004年11月01日 15時48分)

感涙(TvT)&悲涙(TOT)です。
やっぱり参加できなかったのはとてもとても残念でした。
ハッターさんのおかげで、研修の様子を垣間見ることができて
とても嬉しいのですが、垣間見てしまったがゆえに、参加できなかった
ことが残念でなりません。
日記に書かれていること、早速試してみたいと思います。
ありがとうございました!
Re:Re:三輪えり花さん研修(10月31日)
ハッターさん (2004年11月01日 22時27分)

りっぴぃさんへ
読んでくれて嬉しいです.ありがとうございます。
研修の報告は、書くのが難しいですね。
感動を伝える文才のなさが悔やまれます。
本当に楽しい研修でした。もう特別研修終わりだと思うと
寂しいですが、三輪さんの舞台などは保帆さん経由で、皆にお知らせ
してくださるそうなので、それをみる事は出来るかも知れませんね。
そうそう、三輪さんが翻訳した本の紹介もありましたよ。
クラシカル・アクティングという本です.三輪さんのあとがきや
目次は送ってもらって確認する事が出来ると思います.
センターに申し込めば購入できると思うので、興味があれば
聞いてみると良いと思いますよ。(目次を読むと興味がある事ばかりです)
Re:三輪えり花さん研修(10月31日)
ベリーさん (2004年11月02日 00時35分)

すばらしい研修報告ですね!うんうん、そうだったなー。と感動の余韻に浸り
ながら読ませていただきました。私も何か書こうと思いながら、文章にまとめ
られなくて・・・。でもハッターさんが詳細にまとめて下さったので、本当に
嬉しいです。最後の一回しか参加できなくて残念です。が、その前の研修内容
も読ませていただいて、後は想像するしかありませんが、三輪さんが最後の回
で言ってらしたことが、あーこういうことだったのかな?と自分なりに消化で
きたような気がします。またこのような楽しい研修でご一緒したいですね。
Re:三輪えり花さん研修
やめぴさん (2004年11月02日 08時24分)

 おはようございます。m(_ _)m
 いや~。。。三輪さんの最後の研修に行けなかったのは、残念ですねぇ。で
も、ハッターさんの日記で少し、研修気分を味わえてよかったです。ジャンル
別は、本当楽しそうですね。子どもたちにも出来そう!!

 12月の発表会は頑張ってくださいね。見に行けないのが残念ですが、応援
しております。

 それじゃ、 ( ・_・。)ノ~~マタネー☆’.・.・:★’.・.・:☆’.・.・:★”
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