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アジアからの研修生 |
10月26日 (火) |
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宮崎市に本部を置くNPO法人アジア砒素ネットワーク(AAN)に5人の45日間研修生がやってきた。AANは前にも書いた事があるが、その前身は「土呂久・松尾等鉱毒の被災者を守る会」である。(6/6日記参照)宮崎での活動を基にアジアの砒素汚染地域で安全な水確保に奔走している。
天然砒素地層を有する地域は結構広範囲に及んでいる。バングラデシュでの活動から、現在はネパ―ル、カンボジア・インド・中国へと広がっている。今回の研修生は、バングラデシュ1名・カンボジア1名・ネパール2名・中国1名の5名。全員政府関係者である。若い官吏が自国を外から眺めて砒素汚染の実態を把握し、帰国後将来に繋がる形で尽力してくれる事を願う。
バングラデシュの研修生は熱心なイスラム教徒で、食事にはとても気を使う。一々内容を確かめてから食べ物を口に運ぶ。一人だけノンアルコール。気品漂う男性である。今週末、研修がないので引き受けて貰えないかと頼まれて、丁度パーティでハロウィンパーティをやるのでそこに招待することにした。異文化体験にもう一つ異文化が割り込む格好になる。僅か45日の滞在では日本の子ども達と触れ合うチャンスもないだろうから、彼にとっても良い機会だと思う。もちろんラボッ子にとっても良い出会いになる筈だ。日暮れ以降の行事なのでラマダン中の彼にとっても好都合だろう。
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