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詩人の川崎洋さん |
10月23日 (土) |
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福岡県久留米市の詩誌「母音」から出発した詩人、川崎洋さんが10月21日に亡くなった。
読売新聞くらし面「こどもの詩」で知り、毎日こどもたちの自然な思いに笑ったり、涙したり、川崎洋さんの一言にもうなずいた。毎日読むのが楽しみ。
「こどもの詩」は20年以上も続いているという。
こどもたちと向き合うことで、伝えたいことがたくさんあったのだろう。
今年のウィンターキャンプのテーマでもある『大草原の小さな家』の日本語訳
を川崎洋さんがしている。
昨年、春には我がパーティで、
『大草原の小さな家 2話 エドワーズさん、サンタクロウスに出会う』を取り上げた。ローラとメアリーを中心に素敵なクリスマスを迎えるお話だった。
2話の最後の訳は、「少しずつなめているうちに、棒キャンディは、先が細くとがってしまいました。ほんとうにすばらしいクリスマスでした。」
それは、小さなこどもたちが日本語を聴いて、そのことばの意味を考え直さなくてもいいような、親しみある、温かで、わかりやすい言葉で訳してあった。
ラボ・ライブラリーとの関わりをもっと持っていただきたかったなと思う。
「こどもの詩」の20年間の集大成として「おひさまのかけら」という本が昨年出ている。大好きな本の中のひとつである。
日本語、ことば、方言、詩、絵本の翻訳とその他にも数多くの仕事がこどもたちや大人たちのために、形となって、残っていることの素晴らしさを思う。
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Re:詩人の川崎洋さん(10月23日)
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返事を書く |
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がのさん (2004年10月23日 15時15分)
つい先刻、北海道のざわざわさんの掲示板に書きこんだばかりですが、川崎洋
さんのこと、そうですね、『大草原…』だけでなく、もっと別な機会にもラボ
に近づいていただくとよかったですね。あの人のことばは、わかりやすい、あ
たたかいことばです。痛ましいほどシャイなところがあり、ぜんぶがやさしさ
でできているような人でした。ウィンターキャンプはその『大草原…』をテー
マにおこなうのですか。ローラの世界、また川崎さんの世界にラボのみなさん
に改めて親しんでいただけること、たのしみにしています。
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