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ことばって不思議な生き物! |
10月14日 (木) |
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物語とこどもたちが向き合う時、「ことばを大切にして相手の心にきちんと届くように伝えてね!」と言うことがある。
「きちんと届くように伝える」ってどういうことだろうか。
一字一句、間違えないようにそのままを言うこと?
ことばを理解して、そのひとつひとつのことばの意味を考えて、言うこと?
原作者の意を解して、それを忠実に伝えようとすること?
自分の感情のままにことばを操ること?
物語の役になりきって、その感情を素直に表現すること?
何だかすべてが当てはまるような、当てはまらないような。ことばってほんとに不思議な生き物!
ことばだけが独り歩きすることもあるが、こどもたちが発することばはすべてこどもたちの心がそのまま表れているような気がする。
やりたい時はやるけれども、やりたくない時はやらない!
物語の中のことばを借りて自分を表そうとしているのだろうか。
あんなことも、こんなことも、たくさんのことばがあふれているラボの表現活動はこどもたちの強い味方。
数多くのことばが心の中を駆け抜けていく時、大好きなことばの前に立ち止まって、ゆりかごに揺られているかのような心地よさを身体全体で感じている。
いや、大嫌いなことばでさえも、魅力的な音とともに迫ってきて、意に反して(非日常的)気分爽快さを感じることもある。いや、大いにそれはある。
ことばってほんとに不思議な生き物。
聖書に「はじめにことばありき」とある。
確かにことばはある。そして人が、生き物が、オギャーと命を得た時、ことば
が聞こえてくるところから生は動き出す。数多くのことばを聞くことで話すことができる。耳で聞くか、心で感じるか、順番はどちらであっても、聞くことがなければ、望む相手と話すことも、自分の思いを伝えることもないだろう。
物語と向き合う時、その中で息づいていることばを心で感じようとしている日常に感謝したい。
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Re:ことばって不思議な生き物!(10月14日)
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返事を書く |
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きよちゃんさん (2004年10月15日 09時53分)
確かにことばって、伝える人のこころがこもっていなければ、相手に伝
わらないですよね。
普通にしゃべる言葉も、テーマ活動で発する言葉もそこには心がこもっ
ていることが、相手に伝えられる大きな要素と思います。
だからこそ、声を発して、心をこめて相手に届けること、そこなんです
よね。
今の世の中それがとても欠けていると思うのです。
ラボっ子たちには,TAという素晴らしい表現の場、それを磨く場が常にあ
ると言うことは幸せですよね。
ところで、写真を取り込むやり方、また、やさしく教えてください。
どうも、一回教わったくらいでは頭の少々固まりつつある私には難しい
です。何度も挑戦はしてみますが・・・。頑張りますね。
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