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テーマ活動について~2003小学生リーダー合宿のしおりより |
10月13日 (水) |
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ラボの永遠のテーマ・・・テーマ活動に関する一考察を紹介。これは昨年の中部支部小学生リーダー合宿の参加者のしおりに書いたものです。この時の共通テーマ活動は「あ・はう・りく」でした。しかしわしの日記やらずぶった切りが多いなあ・・・
~リーダーとしての『あ・はう・りく』~
みなさんはいつ頃ラボに出会いましたか?幼稚園?小学校に入ってすぐ?それとも2,3歳ごろ?ラボに出会った時はそれぞれでも、ラボの一番大切なもの<テーマ活動>はラボに出会った最初からずっと続けてきたと思います。
世界の物語が英語と日本語で語られているラボCDライブラリー。それをみなさんはおうちで聴きますね。物語はまず日本語で理解できます。“あ、こんなお話なんだ・・”気に入った、好きなお話は何度でも聴ける、聴きたくなる。この“好き”という自分だけの感覚が大事なんです。それは誰にも左右されない自分だけの世界ですから。好きな物語を何度でも聴いていると、その物語の場面が自分の中に果てしなく広がります。人物、物、背景など活き活きとリアルに、時には色もさまざまに付いて。
人間が様々な刺激を感じる器官は一般的にはごかん=五官(しかく・視覚、ちょうかく・聴覚、みかく・味覚、しょっかく・触覚、きゅうかく・嗅覚)といわれています。テーマ活動も耳で聴き、目で絵本を見て、仲間と触れ合いながらつく創っていきますね。
でもこれからはもう一つの感覚がテーマ活動にも、それから人が生きていく上でも重要になってくるんじゃないかなと思っています。それは体のいろんなきかん・器官を通して入ってきた感覚を統合して感じる器官=心です。そしてこの心で感じる力を僕は勝手に“しんかく・心覚”と名づけました。物語の世界はテレビみたいには見えないけれど、もっと大きく、もっと自由に観えたり、聴こえたりする。それらを統合して感じる力がしんかく・心覚です。これからはこのしんかく・心覚を育てていくことが大事だと思います。
心が育つこと、つまりいろんなイメージが心の中に膨らむと今度はそれを外に出す、表現したくなるんですね。そんな経験が誰にもきっとあるでしょう。それが表現力です。そしてその表現したもののやり取りがcommunicationです。この力が無いといくら知識として英単語を知っていても、ことばに心をともな伴わない薄っぺらなconversationになってしまう。ラボは英会話教室、英語を教えてもらうところではなく、自分で学んだことば(日本語や英語など)を使って、いろんな人とのcommunicationを学ぶ、いわば英対話教室です。
ライブラリーを聴くこと、いろんな人と出会うことを重ねていけば、時間はかかりますが、確実に英語を使ったcommunication力は付きます。もしラボをずっと続けてきて“英語はラボでは育たない”なんていっている人がいればそれはライブラリー聴くこと、テーマ活動、さまざまな交流活動をあまりやってこなかった、つまり努力をしなかっただけだと思います。
*「あ・はう・りく」については次回・・・
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