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森の保育園 |
10月11日 (月) |
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昨日の炭焼きは、農林業を営む佐藤清太郎さんという方の窯でした。
清太郎さんは、森林と健康をテーマにした「秋田・森の会」を主宰なさっています。
林業体験、森林浴、炭焼きなどにご自分の山林を開放されてるのですが、「森の保育園」もなさっています。
保育園と言っても、森の中に園舎があるのではなく、幼児にも森林体験の場を与えてくださっているということです。
清太郎さんの山は、トイレも、東屋もない自然のままの姿です。
そこで、子ども達は虫や草花と戯れ、丸太の橋を渡り、急斜面を登り、
泥んこになるまで遊ぶそうです。
お昼ご飯は、葉っぱのお皿と枝のお箸で食べるのだそうです。
池に落ちたり、急斜面を登れなくて泣き出したり、いろいろな事が起きるそうですが、大人が先回りをしてチャレンジの芽を摘んだり、大人の考えを押し付けたりすることはしないように気をつけているそうです。
森の保育園では、子どもの生きる力が引き出され、自分で自分の身を守る知恵、チャレンジする力、そんな力が付くのでしょう。
昨日、炭出しまでまだ時間があるからと、なん人かで山に入りました。
ならの木、ほうの木などのある雑木林です。
雨のしずくが、葉の先に光っています。
空気が濃いような気がします。
清太郎さんの森を堪能していると、後から、なたを腰に差した参加者の一人が追っかけてきました。
聞くところによると、なたは熊が来たら戦えるように持たされたとか。
でも、戦い方は知らないと・・・・
森の保育園児も経験を通して学ぶとはいうものの・・・・
熊に会わずに良かった!
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