「絵本展」で見つけた“ことば” |
10月06日 (水) |
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今日、ある団体が主催する「世界の絵本展」に行って来た。
本屋で占める絵本コーナーが極端に少ないこの地で、「絵本展」が開かれるのは希なこと。団体に関わっているラボファミリーのお誘いも受けたので、楽しみに出かけた。
展示してあった実物の世界絵本は、図書館の方が豊富だと感じた。
韓国語に訳されたジョン・バーニンガムの絵本が「韓国」と表示した棚に置いてあったのには、思わず「えっ、違うでしょ。」とつぶやいてしまった。
パノラマ絵本とうたって、4.5畳大の大きな一枚絵が、壁いっぱいに何枚も展示されていた。絵は日本人による油絵画、クレヨン画、アクリル画など。
そこに物語も書き込まれている。
あまり知られていない国や地方の出のものが多かった。アフリカ、アイルランド、ハワイ他。
それが10枚以上はあっただろうか。全部読み終えて会場を出てきた時には、かなり疲れた。
パノラマ絵本に混じって、所々に絵本に関する見解が表示してあった。
私にとってはそちらの方が印象に残っている。
「心」は見えません。しかし、これ程強く大きな「存在」もありません。その「心」を育むものは何か―
ことばです。生きたことばです。(実際は「言葉」でした。)
もちろん活字は大事です。しかし、書物の悠久の世界へ子どもをいざなうのは、日常の生きたことば―
人に語りかけ、歌い、心通わせるひととき、一夕なのではないでしょうか?
メリハリのきいた物語が魂を鍛え、潤し、健全に触発する。
「世界遺産」として建築物、遺跡や自然を大切にすることも大事ですが、人々は物語こそを「人類遺産」として語り継いでいくべきでしょう。
「本は心のごちそう」と言われますが、子どもにとってはもちろんのこと、大人にとってもたいそうなごちそうなのです。
だったかな?
この地の展示会場としては、珍しく多くの人が訪れていた。乳飲み子を連れた若い母親が多かったようだ。
皆さんは何を感じたのでしょう?
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Re:「絵本展」で見つけた“ことば”(10月06日)
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サンサンさん (2004年10月07日 14時08分)
とってもいい言葉ですねぇ。
これはいただいてもいいのでしょうかぁ。
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Re:「絵本展」で見つけた“ことば”(10月06日)
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ちこらんたんさん (2004年10月08日 00時10分)
こんにちは。
本当、素敵な言葉ですね。
(サンサンさん同様)いただいてってもいいでしょうか?
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Re:Re:「絵本展」で見つけた“ことば”(10月06日)
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古ギャルさん (2004年10月08日 08時49分)
ちこらんたんさんへ
>(サンサンさん同様)いただいてってもいいでしょうか?
⇒Of course, you may!
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