『ボーリング・フォア・コロンバイン』にカナダのことが出てきた |
09月18日 (土) |
|
この映画の中に
カナダとアメリカの比較が出てくる
カナダの人口は3000万人
1000万世帯に700万丁の銃があるにもかかわらず
アメリカに比べて、銃で死ぬ人の数は驚くほど少ない
国境近くの人口40万人の都市でも
殺人事件がないことにショックを受ける
これは何故なのか
監督のマイケル・ムーアがカナダ人にも聞いてまわる
若い人の答え
「アメリカ人はまず戦いよね。カナダ人は話し合いからだわ」
アメリカ人はドアに鍵を三つもかけるのに、
カナダ人がドアに鍵をかけないことにも驚く
「鍵をかけないの?」
「かけないよ」「どうして」「・・・」
|
|
Re:『ボーリング・フォア・コロンバイン』にカナダのことが出てきた(09月18日)
|
返事を書く |
|
まじょまじょさん (2004年09月22日 00時56分)
私も見ませた。ほとんどがインタビューで淡々とつづられている記録映
画みたいでしたが、そのぶんいろいろ考えさせられました。コロンバイ
ンが銃やミサイルのほとんどを生産する工場を持っている事に驚き、あ
の場所であのような痛ましい出来事が起こった背景と必然性を思いまし
た。戦うアメリカ国家を考える時、つい建国の歴史までさかのぼってし
まいます。「自分達は自分達で守るために武器を持つ。」では誰から、
何から身を守るために?そうやってずっと、何かや誰かの犠牲の上に自
分たちの自由を確保してきたアメリカの光と影。そしてすぐお隣のカナ
ダのあまりの平和さとおだやかさにもう戻れないほど離れた国家の方向
性の違いを感じました。失業率や銃所有率や貧困率が高い事イコール犯
罪ではない事をカナダは証明してくれましたね。
|
|