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何をしてもらったかよりも、自分が何をしたか。 |
09月01日 (水) |
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この夏の国際交流から帰ってきた秋田地区の9人、それぞれが、その子だけの体験をしてきたようだ。
地区研で、パーティテューターから報告があった。
1ヶ月の間、言葉や習慣も違うところで、初めて会う家族と共に暮らすわけだから、悲しい思いや、つらい体験もしてるはずだ。
しかし、どの子もそれらを乗り越えて大きくなって帰ってきたのがわかる報告だった。
どこそこに連れて行ったもらったよ・・・・
何を買ってもらったよ・・・・・・
それらも楽しい体験であるが、してもらった体験よりもっともっと尊いのは、困ったり、つらいと感じる体験を、どうしてそうなのか考え、自分がどうすればその状況を変えることができるか考え、行動を起こすことだと思う。
半年の事前活動で、その力を十分に付けた9人だと思った。
ホストが反抗期だったというTさんは、彼の中に自分の姿を見た。
ホストの、子どもから大人へ脱皮する時期の混沌としたものは、Tさんにとって理解可能な事だったと言うのだ。
ホストを丸ごと受け止めて、関係性を作ろうとしてきたようだ。
またSさんは、4Hキャンプに行った時に、ホストが自分のアメリカ人の友達とばかり話していて悲しい思いをした。
それを涙ながらにホストマザーに訴えた。
するとホストマザーは、自分の子は友達が少なく、そういうキャンプの場で友達を一生懸命作ろうとしていたのだと思うと、こちらも涙しながら語ったのだそうだ。
二人とも、ホストとの関係性で悩む瞬間があったようだが、なぜそうなのか理解しようとしたところに大きく成長した姿があると思う。
ラボの国際交流が、アルバム素語りだけでなく、しっかり心の準備をしていくからできたことなのだと思う。
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