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「ひとり立ちへの旅」を終えて、更なるひとり立ちへの旅へ |
09月01日 (水) |
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2004年カナダ・マニトバ交流参加のみなさんへ
「ひとり立ちへの旅」を終えて、更なるひとり立ちへの旅へ
皆さん、お元気ですか。 新学期も始まり、ラボ・パーティや勉強、部活など忙しく、元気に頑張っていることでしょう。ホストファミリーへの礼状は出しましたか? 礼状ですから返事はなかったかもしれませんが、クリスマスにはまたカードや手紙をだしましょう。
日本の日常生活を離れて、カナダ・マニトバでの一ヶ月は、とてつもなく大きな経験でした。楽しかったことがたくさんあり、かけがえのない思い出がたくさんできたことでしょう。そして、なじめなかったこと、意外に思ったこと、悔しかったこと、物足りなかったこともあるはずです。朝、昼、夕と3食ちゃんと食べないうちも何軒かあり、驚いた人もありました。
自分自身についても、思ってもいなかった力を確認できたり、もっとできると思ったのにできなくて残念だったと思ったり、一ヶ月間の中でいろんなことを学ぶことができました。その体験を今後の成長、今後人生の中でどう生かしてゆく事ができるでしょうか。また、今後カナダの人々やカナダの自然とどのような出会いや交流を重ねてゆけるでしょうか。
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ホームステイの受け入れ家庭はそれぞれの生活スタイルで生活していますので、今回参加したラボっ子もホームステイではそれぞれまったく違った体験をしています。
牛を700頭飼っている家族、鶏12000羽、豚4000頭、と穀物栽培の農家、花の栽培農家
学校の先生、校長先生の家、牧師さんの家、自動車修理の店のオーナー、車の仕事、家の建設業、コンピューター技術者管制塔の技術責任者、税務署に務めている夫婦、新築された家の清掃の仕事、銀行勤務、不動産業などなど、ホストファミリーのお仕事は様々でした。
兄弟の多かった家もあったし、一人っ子の家もありました。ほとんど湖のサマーコテージで過ごした家もあったし、ホストファミリーのお母さんがホームステイ中に再婚した家もありました。(ハワイ式の結婚式、楽しかったですね)
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カナダはとても、とても広い国です。私たちのいたウィニペグ市は北米大陸のちょうど真ん中に位置していました。マニトバ全体でも、最高の山の高さが900メートル以下とほんとうに平らなところでした。まさにプレーリーでしたね。
ウクライナ系の人々が20%以上、アボリジナルやその混血の人々がやはり20%以上、他にもあげてゆくと世界中の国が挙げられるほど、いろいろな国や民族の人がいっしょに暮らしている町でした。ホストファミリーにもフランス語を話すケベックから一年前にきた家族、(この家族は家族全員バイリンガルで、名前を聞くと『フランク』と答えた子に、お父さんは『フランソワ』と呼んでいました)、ウクラニアンの家族、ポーランド、ドイツ、ベルギー系の家族、親の代にオランダから移住した家族、8年前に新しくフィリッピンから移住した家族もありました。フォークスという施設もあり、2週間のフォークラマという行事もあり、国や民族の伝統や誇り、ことばについてもいろいろ考えさせられました。
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カナダの人々とのみなさんの交流は始まったばかりです。楽しみながら続けてゆきましょう。
ふだんの生活を離れてともかく自力で過ごしたカナダでの一ヶ月の貴重な体験が、みなさんの今後の成長のエネルギーとして、また人間の持つ「ばね」として、実り、今後の成長に役立つことを信じています。みんなもう夏前のみんなではありません。ラボ・パーティにも、学校にも、部活にも、すべてのことに頑張ってください。
*お借りしたフレンドシップカードを返却します。ありがとうございました。
* 私のホームページにマニトバの日記が掲載されています。もう見ましたか?
写真も掲載してありますが、不都合がある場合はご連絡ください。
http://www.labo-party.jp/hiroba/space/kaze2003/
*Emailアドレスをメッセージで教えていただければ 写真を送ってあげることができます 連絡してください。
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