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悲しい体験も糧に・長崎宏子さんの生き方。 |
08月25日 (水) |
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今朝、長崎宏子さんがテレビに出ていた。
秋田が生んだ天才スイマーだ。
小学生の時に平泳ぎでモスクワオリンピックの代表に選ばれる。
しかし、モスクワは幻のオリンピック。
その後のオリンピックでも期待は大きかったものの、メダル獲得には至らず・・・・
長崎宏子さんというと、そんな悲運のイメージが付いて回っていた気がする。
しかし、現在の彼女、実に素敵だった。
オリンピック後、彼女はアメリカに留学したそうだ。
人目を気にしないでよい生活を楽しみ、再び楽しんで泳げるようになったという。
今は、3人のママになり、ベビースイミングの指導者としてがんばっている。
インタビュアーの最後の質問は「長崎さんにとってオリンピックはなんだったでしょう?」だった。
「う~ん」と一呼吸置きながらもにこやかに「つらい体験とは申しません」とはっきり答えていた。
ここなんだ!とひざを叩いてしまった。
メダルが取れなかったということで、味わう精神的なつらさは本人しかわからないだろう。
しかし、彼女は、それをも糧にして今を創ったのだろう。
今の自分があるのは、過去の自分がいたから。
アテネオリンピックでも、メダルを取った人も逃した人も素晴らしいうコメントを残してくれる。
輝いて見える体験も、影を帯びた体験も、どちらもかけがえのないその人の体験なのだろう。
どんな体験も、その後に生かせる人になりたいものだ。
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