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老い 08月24日 (火)
 大正5年生88歳の伯母。聡明で弱音をはかない人だった。今年3月まで痴呆が進んだ夫の介護をしていた。夫の徘徊に身も心も疲れ、今年4月から痴呆老人グループホームへ夫を入所させた。本人は長年の疲れから家事ができなくなりヘルパーさんをつけた。ところがヘルパーさんの食事(料理)が口に合わず栄養失調で3ヶ月入院。栄養状態は回復したが、今度は足が立たなくなってしまった。
 2人の子ども達は大阪と香川に住み家庭を持っている。50歳の娘が香川から母親見舞にやってきた。歩行が困難になった母親を引き取りに来たのだが、88歳の母親(伯母)は「今更見知らぬ土地には行きたくない。この地で一生を終えたい」と言う。
 娘は困り果てた。ヘルパーさんをつけることには、入院の件があるので不安がよぎる。高齢だし足腰も弱って一人で入浴もできなくなってしまっている。本人に合った施設はないものか・・・。行政を回り、良さそうな施設を調べ行って見たり話を聞いたりしてみても、100人待ち、300人待ちで入所不可。
 小さいけど新しいホーム形式の施設を見つけ、母親を説得し入所させたが、入所している人が痴呆の人ばかりで、話が合わず友達もできない。頭脳明晰な母親(伯母)は「自分がオカシイのだろうか・・」という気持になる」と言う。しかも「自然環境の良い」人里離れた地にあるので「姥捨て山」に捨てられた気がして寂しくてならないのだそうだ。しかし、退所すれば、その日から身の回りのことで困難を生じる・・。一体どうしたら良いんだろう・・。連れて帰る予定で来た娘は、帰れなくて途方にくれている。
 100人待ちの老人ホームに「緊急」で措置してもらえないか、と相談してみた。「緊急」の意味は「全く身よりもお金もない」という意味なのだそうなので適応外。その上、老人ホーム入所対象者は介助の必要のない人が対象なのだそうだ。健康で入所し、年月を経て弱った人をむげに追い出したりはしないけれども、介助の必要な人は入所不可なのだそうだ。寝たきりの老人のための施設はあるが、伯母はそこまではない。「頭がしっかりしている分、やっかいですね・・。」と職員が呟いた。
 私にとっても、87歳の父、80歳の母がまだ健在で喜ばしいのだが(夫の両親も健在)、数年内に同じような事態に陥るのではないか・・、と他人事ではない。
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