幼児教育・英語教室のラボ・パーティ
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ピンポーン・・ドアの向こうにいた宣教師は元ラボッ子 07月05日 (月)
時々お休みの日になると、ピンポーンといろいろな宗教の方がうちのインターホンを鳴らしてくださる。我家の玄関はモニター付とかいう今流行のものでない。しかも門のインターホンは居間で通話できるが、玄関扉にもうひとつあるインターホンは、音はするけど壊れていて通話不可状態。

宗教らしい方が鳴らしてくださると、「ありがとうございます。でもあまり興味ありません」とお断りしている。窓から見える姿は、おばちゃん二人だったり、小さなお子さんを連れたお母様だったりが多い。こんな雨の中・・暑いなか・・寒いなか・・すごいなあ~と、謙虚に去っていく姿を見ながら、いつも感心してしまう私です。
そう、よっぽどリフォームやさんやはんこやさんより引き際が爽やかで、奉仕の心が伝わります。でも、特に宗教も持たず、お正月は神社、クリスマスはしっかりデコレーションして、実家に帰ればお仏壇、お寺さんへ行く、典型的な日本人の私です。

昨日はそんな宗教の方が見えた。実は彼等は2回目の我家訪問である。先月「ピンポーン・・藁谷さんのお宅ですか~?3月にユタに行かれた方いますね~」と男の方の声がした。「きっ、来たよ~」と私。

主人が、この春、仕事の関係で一カ月アメリカに行った際、1週間ほどステイさせていただいた友人がモルモン教だったため、そのご家族と一緒に、モルモン本部があるユタの教会へ礼拝に行く機会があった。モルモン教はキリスト教の親戚みたいなもので、イエス様が本体らしい?が、キリスト教よりきびしく、お酒・タバコ・カフェインはとらないらしい。友人は、航空会社、旅行会社を経て、現在とある会社の社長になってしまった、若くしてやり手のアメリカンで、10代の頃やはり宣教師として日本に来た経験がある。モルモンの方は、10代の頃、宣教師として歩かなければいけないみたいだ。彼は日本語が上手で、奥様は海外生活が長くネイティブの英語が話せる日本人だ。私たちと15年来の家族ぐるみのお付き合いをさせていただいている。

「日本の住所とか教えちゃったから、こっちのモルモンの人が来るかも・・」と言ってて、先月とうとうお見えになったのだ。主人がなにやら門の所でお話していた。わたしゃ~知らんふり。

で、昨日は二回目のピンポーンだった。「ほれ、また来たよ。出て~」と私。いつもピンポーンで出るのは私ばかり。でもこの件では自分で出てもらおう。自分が作った関係だから・・。「えっ、・・。んじゃあ・・・・。お茶でも入れてあげて・・」今回は少し面倒くさそうな顔をして、私の視線に負け外へ行った。
お茶?そうか~、今日は暑いもんなあ・・。そうだな~・・と思いながらお盆を持って外へ行くと、炎天下の元、シャツにネクタイを締めリュックをしょった青年が二人いた。高校生か大学生に見える。明るい笑顔の学生さんという感じだった。一人はたどたどしく日本語を操る日系アメリカ人。もう一人の名札は日本語名だった。
「お茶どうぞ」
「えっ・・っと・・」と戸惑い気味の二人。
「大丈夫ですよ。麦茶はカフェインはいっていませんから」主人も「友達も麦茶は大丈夫って飲んでたからよく知ってるんです。」
二人は宣教師さんのイメージとはかけ離れていて、宗教のことは口に出さず、にこにこしているばかり。
そんな少しの沈黙のなか、片方の日本人らしき宣教師さんが、汗をふきふきラボの看板を見て言った。
「ラボやってみえるんですねえ・・」
「えっ?ラボ知ってるんですか?」ここでいきなりラボの話題になるとは思っても見なかった私。かなりびっくり。
「ラボ知ってますよ。やってました。Hi,How are you? It's nice to see you today・・」そういって、彼は歌い始めたのだ。
ひょえ~!!かなりびっくりした。彼は東京出身で、両親共にモルモン教。ラボは小さい頃から小3あたりまでやっていたらしい。
「ラボランドとか行きましたか?」
「行きましたよ~。」
「だるまちゃんとか知ってる?」
「うん、ピーターパンとか、なんだっけ・・大きな森の小さな・・」
「あっ大草原の小さな家ね?」
「そうそう、やりました。」ちょうど、今取り組んでいるお話が彼の口から出た。
「この前いただいた紙ではモルモンさんのほうでも英語教えて見えるんですね。ごめんなさいね。夕方はいつもラボで忙しくお伺いできません」
「あっ、いえいえ」と外国人宣教師。
すると日本人宣教師のイケメン君「もうすぐハワイの大学へ戻るんです。ぼく・・いろいろ英語やってきましたけど、ラボのやり方が一番だと思います。ラボはいいです!」そういって、私と一緒にいる宣教師友達にニッコリ笑いかけた。

「お茶ありがとうございました。おいしかったです。」そういって満面の笑みを浮かべ、モルモンの話しをするわけでもなく二人は自転車で去っていった。
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