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楽しんでも、怒っても、まとまっても、まとまらなくていいも「アリス ハートの女王」小学生G |
07月06日 (火) |
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先週の小学生G「ふしぎの国のアリス ハートの女王」は
リーダーの6年生がいろんな都合でほとんどお休みで、Kちゃんひとりしかいなかったのに(ので?)いつもより集中できた活動でした。
(話合いの効果が出たかな?)
まず、男女2グループに分かれて
"Curiouser,curiouser! I'm in a whirl"「てんてこてこりん てんてこまい」の歌に振りをつけました。
この歌のナンセンスな歌詞が気に入ったのか
"Romp and wringle, romp and wringle! Such nonsense!"「はちゃめちゃ どたばた どんちんかん」
の表現などを楽しんでとってもナンセンスなおどりが出来上がりました。
どちらのグループも自分達の方がいいと言って譲りません。
会心の作なので発表会でもそれぞれ好きなほうをやることにしました。
(反面、やる気満々で勢いがあったために中にはことばで傷ついた子もいたようです)
それから"Off with her head"の歌と振りの復習をして、はじめから一通り流しました。
最後の場面、先週それぞれに自由に、木や 木の葉 川 になって表現したところで終わっていたのを思い出し、
「木になるの?木の葉になるの? それとも川になるの? 男の子なにもしていないなら川になって!」
ちょっと先走った声をかけてしまい、男の子たちから
「どうして、男の子が川をするんですか?」
と言われてしまいました。
「じゃあ何をしたいの?」と聞くと
「アリスを見送る動物」ですって。
来週の最後のパーティ音楽CDでやれるかな?
お休みの6年生大丈夫かな?
電話を入れておかなければ・・。
自由に自分達で討議をしているうちに、傷ついたり、自分では自覚が無いのに傷つけていたり、ということもありますが
そんな摩擦が何にもないような状態でこの年齢を通り抜けてはいけないと思っています。
摩擦がおき、怒りを感じたり、悲しくなったり、そういういろんな感情をもつことも大切ですよね。
マイナスの感情も体験しなければ人の気持ちはわかりませんから。
教える⇒学ぶという関係ではなく、
それぞれ感じて動く⇒動きを共有するために自分達で話し合う⇒動いて確認する(共感する)⇒話し合う・・・傷つく子も出る。感動することもある。
テューターはそれを年齢や状況にあわせてリードしたり見守ったり
こんなラボは、非効率的に見えて、実は現代のこども達が、日常生活の中で、「体験しなければいけないのに体験できていないこと」を現代でも体験できる貴重な場だと自負しています。
こういうことを通して、人は感情をコントロールできる人間に成長していきます。
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