「テーマ活動の教育力」Askする力 Noという力 段取り力 リーダーシップ |
06月23日 (水) |
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先週の小学生G「ふしぎの国のアリス3話」
役決めをしたので初めてその役でテーマ活動を通してみる。
クローケーの場面のところでぐちゃぐちゃ状態になる(それはそれでおもしろいのだが)
T「今の場面で自分の役割は?」
Yh(小3)「はりねずみ!」
Ry(小2)「ぼくフラミンゴだけどアリスに使われるフラミンゴにはなりたくない。」
Yk(小1)「Ykちゃんどうしたらいいかよくわからん。Ykちゃんどうしたらいい?」
(5月まではキディグループだったYkちゃんが訴えてくる。小1の子がこの場できちんとわからないと伝えていることはすごいことだ。Tは小4のYrちゃんにお世話を頼む。)
T「じゃあYkちゃんアリスが使うフラミンゴになってくれる?」
Mo,Sz(小4)「そうだね。RyくんよりYkちゃんのほうが軽いからYkちゃんのほうがいい!」
T「兵士はどこにいればいいの?」
Ay(小6)「ハートの女王といっしょにいる。だって、兵士この者の首を切れ!って言ってるから。」
わからない時にわからないと言える。いやな時にいやと言える。
それを受け入れてもらう場がある。そういうことがSelf-esteemを育てる上でとても大切だ。
これもまたテーマ活動の教育力だ。
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先週の中高生G「注文の多い料理店」
前回注文の多い料理店。先週、鏡とブラシが置いてあるドアのところで行き詰った。
動いてみると頭で描いたようにはいかない。
ひとりあせっているリーダーのTsが「ドアと廊下の配置から考え直そう」伝えようとするが、
中間試験ボケで聞き込みが足りない中学生には響かない。
発表まであと3週間だが、このまま進んでもみんなが本気で考えないと意味がないので、Tsはここで一旦立ち止まることにした。
3人ずつのグループに分かれて、CDを聞きながら模造紙に山猫軒の内部の地図を書いてそれぞれに発表しあった。
発表することで勘違いなども発見できた。
パーティの時には時間がなかったので、翌日シニアメイトの申請書を出すときに高校生だけで話し合いの時間を持った。ドアが変るたびに一旦舞台の袖に消え場面を変えていたが(いろんなものは山猫が化けていたと仮定して)山猫が動くことで場面が変るというふうにして、ふたりの男は舞台から消えることの無いまま表現することになったらしい。
発表まで間に合うだろうか。高校生の段取り力とリーダーシップが試される。
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Re:「テーマ活動の教育力」Askする力 Noという力 段取り力 リーダーシップ(06月23日)
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スミティさん (2004年06月24日 08時30分)
山口のスミティです。
初めて書き込みさせていただきます。
ライスさんの日記、いつも、そうだそうだと、共感しながら読ませてい
ただいています。
askする力、NOという力、そしとリーダーとしての力、そーなんですよね
ー
これが国際交流に行くときもいきてくる。
昨年事前活動担当のとき、子どもたちにASKする力(たずねること、頼む
こと)これが大事、という話をして、ASK力と名づけてしまいました。
いつかお目にかかれるのを楽しみにしています。
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Re:「テーマ活動の教育力」Askする力 Noという力 段取り力 リーダーシップ(06月23日)
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ポイポイさん (2004年07月01日 21時23分)
こんにちは。今日の注文の多い料理店でタイトルのところだけで1時間半
かかりました。最初のタイトルのところの音楽から風だ、嵐だ、
と動いていたとこで面白くないといきずまり、このお話のテーマを考えた時に
人間をだまして最後は食べてやろうとした猫のお話だったねと
我にかえり、人間が出るまでのこのタイトルは猫がたくさん出ていて、
人間がでてくるなり木や草にかわるというふうで落ちつきました。
数秒を表現するのにこんなに時間かけていてどうなるんだろうと
小学生低学年多いうちのグループ、テーマ選びがこれでよかったのかなと
少々考えてしまいました。また、発表されたあとの様子、教えてください。
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Re:Re:「テーマ活動の教育力」Askする力 Noという力 段取り力 リーダーシップ(06月23日)
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林ライスさん (2004年07月02日 08時06分)
ポイポイさん
>こんにちは。今日の注文の多い料理店でタイトルのところだけで1時
間半
かかりました。
小学生低学年多いうちのグループ、テーマ選びがこれでよかったのかな
と
少々考えてしまいました。
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この作品が出た頃、うちのパーティでも小学生Gで取り組みました。
最後の猫の子分のセリフはみんなとても楽しみましたが
他はずっとドアとその周りにあるものが何かというお話たどりに終始し
ました。
まあ、今回も中高生で、この話を選んだときは「軽妙で笑ってしまう」
ファーストインプレッションがうちのパーティにぴったりと思ったよう
です。(平知盛に取り組んだ直後でしたから。)
でも、なんと、話をたどるだけで時間をつかってしまいました。
まるで、この話の紳士達のように宮沢賢治がしかけた迷路にはいってし
まったようです。
その上、中高生ですから、テューターのアドバイスは聞きたくな
い・・・聞いてもいいけど絶対取り入れない・・ですから。
あと1回しかパーティがなく中体連前で臨時練習する時間もなく
林パーティ始まって以来の危機という感じです。
発表が終わって報告・・・する勇気あるかなあ~。
テューターとリーダーの焦りはそっちのけで、こども達は結構楽しんで
いますけど。
小学生Gだと最後の猫の場面を中心に楽しむのもいいかもしれません
よ。
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