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人と出会う |
06月20日 (日) |
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台風6号接近で天候不順な中、青島近郊の山中にあるオーガニックレストランへ行った。宮崎市にまだこんな所が残っていたの?というような静かな木々に囲まれた場所にそのレストランは建っていた。
レストランからの眺望は右と左の稜線の向こうにビル、そしてその向こうに太平洋が見える。何だか桃源郷か異次元空間から現代を除いているような不思議な風景の眺望。こんな辺ぴな場所では人は来ないだろう・・・と思っていると、あっちにぽち、こっちにぽち・・と静かに人の群は集い始めた。有機野菜を使った料理を提供するレストランらしく、知る人ぞ知るレストランなのだそうだ。化学調味料は全く使っていないという。値段もリーズナブル。仲々おいしい。
敷設する空間は、人と人がに出会い、自由にくつろぐために開放してあるとのこと。ある人が太鼓を打ち鳴らす。それに他の人が呼応する。アボリジニの楽器を持ってきてそれに音をのせる人がいる。そこへ今竹を削ってできたばかりの篠笛でメロディーが追いかける人。いろいろな国の楽器が不思議な調和の音を奏でる。それぞれの人がそれぞれの時を共有し、くつろぎ、そして去って行く。
テーマ活動をするのに適した空間だったので、そのような使用は可能かどうか聞いてみた。「どうぞ使ってください。」オーナーは快い返事をくれた。友人がテュ―ターをしているんでラボのことは知ってるという。それから、ある女性に声をかけて紹介してくれた。その女性の子どもがラボッ子なのだと言う。店内に資料も置いて良いとのことで、慌てて車の中を探すが生憎持ち合わせていない。「ラボの世界」を数冊見つけて、それに電話番号を記し置かせてもらう。
「先生!」の声に振り向くと、元ラボッ子のMちゃんとと母親が立っていた。高1でラボを辞めた後音沙汰なく心配していた子だった。「先生、今、○○でアルバイトをしてるんです!」6年の歳月を飛び越しMちゃんは明るい声で言った。またの再会を約束して別れる。
アフリカ・ガーナからの留学生リチャードとも1年ぶりに再会。友人に連れられてきてみたのだという。
不穏な天候の日なのに、基分は爽快!懐かしい再会、新しい出会いの日であった。
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