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せいたか童子とこんがら童子 |
06月20日 (日) |
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成田山にある両童子のことを調べてみた。全国あらゆるところにあるとは思うけれどキンカラさんがこの名のことを掲示板に書いていたから、ちょっと興味がわいてきた。
両童子
せいたか童子
こんがら童子
両童子というのは、お不動さまの左右に立つこんがら童子とせいたか童子の
ことを言います。
お経には姿やはたらきについて、さまざまに説かれていますが、一般的な
姿はこんがら童子は肉白色のお身体に、柔和な顔立ちで蓮華を持っており、
せいたか童子は紅蓮色のお身体にで頭に天衣をまとい、キリリと引き締まった
お顔で右手に金剛杵を持ち、各々若々しい少年のお姿をしています。
「こんがら」はサンスクリット語の「キンカラ」の音写で、
「命ぜられたことを何でもする者」という意味です。
漢訳では「キンカラ」を「敬い、従順し、慎み深く僅かなこともおろそかに
しない」ことを意味するとされます。
「せいたか」はサンスクリット語の「チェータカ」の音写で、「人に奉仕する者」という意味で、漢訳では奴僕(ぬぼく)と訳します。
お不動さまは、すべての者に奉仕するという誓いに従って、私たちをお救い
下さいます。そしてこんがら童子とせいたか童子はお不動さまに付き随い、
その随伴者としてのみならず時にはお不動さまに変わって、われわれを
お救い下さるのであります。
キンカラさんのお陰で多少の知恵を頂きました。
お不動さまというと炎に囲まれた様子の不動明王が浮かんできます。聞いても、見ても怖い感じがしますが、そのそばにお二人の童子がいたなんて気が付きませんでした。今度、お参りに行った時には、必ず二人の童子にお会いしたい。
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