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O5.5.29に、「フィールドワークin宮島」と銘打って、小4以上のラボっ子と宮島へ行ってきました。
ごっちゃんのパーティでは、3回目だそうです。今回、お誘いいただいたので、ご一緒させていただきました。
わたしたちの住んでいる場所が世界とつながっていること、交流することの楽しさ、を実感できました。参加したラボっ子の感想は、「楽しかった」「文化の違いを感じた」「勇気がいったけど、声を出して話せてよかった。」など、ひとりひとり何かを得たようです。
わたしの感想としては、日頃のパーティでの交流、キャンプなどで自然と、交流する態度、いってみれば「交流力」みたいなものがラボっ子たちにしっかりと身に付いていることを感じました。
写真をupするので、見てください。
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4月から、3回シリーズで開催した、ラボ春のつどい「ことば・こころ・からだ」体験講座の3回目が、今日終了しました。今日は、
「劇あそびで親しむ英語」-語感と英語ー をテーマに、身体、想像力をフルに使って、英語、日本語の音を声に出す楽しさ、物語のストーリー、ことば、音楽、リズム、絵をこころとからだで感じて、参加者全員で共有し、深め合い、からだとこころで表現しました。
劇あそびの物語りとして
ヘレン・オクセンバリーの「今日はみんなでくまがりだ」
を選びました。
子どもの参加者は2歳から小学2年生。それに保護者のおとなです。
ひとりひとりのイメージが共鳴しあって、森ができてきます。そこに住むいきもの、くらい森を覆う木々、風、木の根っこ、が、こころの目で見えるようになります。みんながひとつの世界を作り上げている。
こころとからだで物語りをまるごと疑似体験する。
母語を獲得するのと同じ過程でイメージ、気持ちを伴った音を蓄積していく。
参加者の感想では、そのことをしっかりと体験できたそうです。
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小学生以上のグループでは、リーダーの組み合わせを改め
ました。早速、四月の29日に小4のふたりと打合せの会を持ちました。
アイデアを出し合ってプログラムを決め、細かい準備をして、
約2時間ほどかかりました。想像力をはたらかせながら
どうもっていったらみんなが楽しく充実した時間を過ごせる
か、心を配りながら準備します。
ふと、学校の話題になりました。
「学校で班長になった。」「この間も、発表があって、段取り
をしたり、大変。」と、Nちゃんが言うと、Yちゃんも、
「わたしも班長。」と言う。そこで、「二人とも班長なのね。
ラボのリーダーとどっちが大変なの?」を尋ねてみた。
「どっちも大変。」とふたり。
そんな会話の中から、経験に裏打ちされた、自信みたいなも
のを感じました。毎週の異年齢でのグループ活動、そして、
順番にまわってくるリーダー。合宿、キャンプとさまざま
な経験を積んで、リーダーシップのとりかたを身に付けてい
て、そのことがいろんな場所で自然にでてくる。
Nちゃんのお母さんからの報告ですが、朝の集団登校での出来事。新入生が学校に行きたくないと座り込んでしまいました。みんながどうしていいか困っていたら、NちゃんとYちゃんが
自然に両側からその子の手をとって、「学校まで手をつないで歩こうね。」と声を掛けた。そうすると、すっとその子も歩き出していったそうです。
群れで育つこどもたちが自然に身に付けていく智恵とやさしさ、ですね。
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ちょっと遅いのですが、沖縄スプリングキャンプの報告です。2005年3月27日から31日の日程で行われました。
ラボの全国キャンプのよさに加え、沖縄の文化、自然、歴史を体験できるプログラムで、全国から約130名のラボっ子がつどいました。
「ゴロヒゲ」のテーマ活動。姉妹ロッジ交流会にて。
ホテルのビーチ。
青い海、さらさらの砂。海の誘惑にこらえきれず、泳いだり、砂で遊んだりしました。
野外活動では、エイサー、ハーリー、森を歩く、砂の像を作る、の4コースがありました。
沖縄県外からの参加者は沖縄平和祈念公園を訪れ沖縄の歴史に触れました。
ページにも、写真をUPするので、見てくださいね。
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2000年4月、9名のラボっ子とそのご父兄とともにラボパーティはスタートしました。ご父兄と一緒に喜び合い、時にハラハラしながら、地区のテューター、ラボっ子、地域の方々をたよりに、支えられて活動してきました。ラボを通して出会ったたくさんの人との出会いと、頂いたお力添えに感謝します。また、子どもたちと共有した時間、ものがたり、そして成長の軌跡はわたしの宝物です。これからも、育ちあう子どもたちを見守り、お励ましいただけたら幸いです。
パーティ開設時から、ずっと交流し、パーティ丸ごと育てていただいているGテューター、Gパーティのラボっ子、ご父母のみなさん、「アリス in Wonderland]のテーマ活動激励発表、プレゼント、励ましのことばをありがとうございました。山口県から駆けつけてくれたNパーティNテュター、ラボっ子、ご父母の皆さん、素敵なナーサリーライムメドレー激励発表とプレゼント、なにより心温まる交流をありがとうございました。スプリングキャンプから帰ったばかりで、お家の片付けもおいといて駆けつけてくださったMテュター、プレゼント、カードに花束、ありがとうございました。
交流を通して、ラボっ子だけではなくご父母も、お互いの良いところを学び合い、お互いのパーティのラボっ子の成長を喜び、見守ってくださることを、いつもありがたく思っています。助けられています。
OUR パーティのテーマ活動発表は、「西遊記」4話、「火炎山を越えて西へ」でした。間に合わなくて後半のみの発表になってしまいまいた。
6月の地区発表には完成させます。
初挑戦の中国語は、ことばのリズムになれるまでもう少し時間が必要な様子。流れるように美しく語れる子もいました。ラスト一週間で、壁を抜け出た感じでした。英語の場合も、同じ過程を通るので、他のみんなも6月までには抜け出てくれたらいいなと願ってます。
会のプログラム、進行、会場準備はラボっ子たちが、Tea Partyの準備はご父母がしてくださり、パーティの成長とラボでの繋がりのありがたさ、温かさに感謝しました。
ラボっ子、ご父兄から、「ひとつしかない地球」をテーマにしたラボっ子とわたしの写真パネル、文集、花やケーキをプレゼントにいただきました。何もできていないのに、温かい気配りをいただいて感無量でした。育ちあう仲間がこんなにいて、幸せです。
みなさん、本当にありがとうございました。
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<最近目にしたある本から>
『良い口ぐせはむずかしいことではない。三文字達人になった
らいい。三文字達人とは、次のようなもっとも簡潔なほめ
ことばを口ぐにすることだ。もちろん四文字、五文字でも
よい。「さすが」「すごい」「うまい」「やった!」「きれい」
「えらい」「りっぱ」「ナイス」「いいわ」などだ。
アメリカには「101のこどもを褒める言葉」という本が
あると聞いた。
みなさんも思いつく褒め言葉をたくさんおもちだろう。どれ
か一つでもいい。当分の間意識的に使ってみることだ。だん
だん自然体でいえるようになる。その頃には、この三文字が
幸せを呼ぶひと言ということに気がつくだろう。』
Tutorとしての私の第一の役目は、「こころと身体が開放され
る空間」、「認め合い育ちあう仲間」がある環境づくりだと、
思ってきました。
「現在(いま)を生きる子どもたち」の「夢と希望が拓く」よう、
寄り添う大人として、試行錯誤を共に楽しみ、励まし、歩調を合
わせて一緒にチャレンジしていきたいと、5周年という節目に
決意を新たにしています。
三文字の達人目指し、たくさん褒めて、こどもたちを励まして
いける自分になりたいと思います。そこで、みなさんのご協力を。私が褒め言葉を忘れているときには、
「三文字よ」と、声を掛けて注意してくださいね。
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年中のSくんのご家庭での様子をママが話してくれました。今、Kiddyグループで取り組んでいる「はるかぜとぷう」の英日CDを「もっと聴かして」と、ママに言うそうです。お気に入りは、ライオンが「Q-U-I-E-T」「うるさいぞ」と叫ぶところ。大きな声で一緒に言っているそうです。
また、昨日のパーティでは、「The Lion and the Unicorn」をやろう
と言って、手遊びと暗唱を披露してくれました。グループでは最年長
になるSくん、おにいちゃんぶりも発揮してくれるようになってきました。
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Kiddyグループで1月に取り組んだおはなし、「ゆきむすめ」は、今週が最後。最初からとおして楽しみました。
みんなで作ったCampfireの上を、女の子たちになって飛び越えているところまで、全然平気だったのに、CDが、「Can't you jump?」「Afraid?]というところになると、年少のSちゃんは、Campfireの前でたちすくみ、声を掛けると「こわい、こわい」と言います。
ママがすくい上げてCampfireの上でくるりとまわすと泣き出してしまいました。もうすぐ2歳になるSちゃんの弟も泣き出して、年中の男の子までしがみついてきます。こころと身体全体でおはなしを感じ、体験しているこどもたちと同じ時間を共有できる幸せを強く感じたひとコマでした。
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12日はパーティの発表会を兼ねたクリスマスのお楽しみ会でした。
一部は、小学生から中学生のグループで「トムソーヤ」のテーマ活動、「Goodnight Owl]の暗唱、個人では中1のMがPeter Pan4話、小6のYくんがGoodnight Owlのの素語りをしてくれました。Kiddyグループは、ママのナレーションで「The Three Billy Goats Gruff]のテーマ活動発表とクリスマスのお歌を歌いました。第2部は、ママたち主催のクリスマスお楽しみ会。美味しいランチ、ケーキとゲーム、ありがとうございました。
さて、今回トムソーヤでトムをした小2のKちゃん。
年中でラボ会員になり、初めての地区発表「わらじをひろったきつね」からはじまり、Tom Tit Tot、15少年、ノアのはこぶね、Peter Panなどいろんなお話をグループのみんなと体験してきました。夏には毎年、「お話絵日記」に挑戦しているお話大好きな女の子です。
Tom Sawyerのテーマ活動に取り掛かると、お母さんとともに「トムソーヤの冒険」や、「ハックルベリーフィンの冒険」の本を家庭で読み、トムへの興味が深まっていったようです。テーマ活動の中でも、イメージ力を発揮して、トムソーヤの世界をしっかり表現してくれました。さて、発表の前後、いつものKちゃんじゃないKちゃんがテーマ活動をしていないときにもありました。そうです。もしTom Sawyerならこんな口調で、こんな風に反応するかな・・・と思えるようなそぶり、口ぶりなのです。Tomになることで、普段のKちゃんなら自分の中に閉じ込めて表現しないような感情を自然に外に出すことができているのです。
テーマ活動を通して、いろいろな人生を疑似体験することで、Kちゃんの内面が豊かで魅力的で柔軟になっていくのを感じました。Kちゃんだけでなく、ラボっ子みんなですが。
これからの人生、困った局面に出会うこともたくさんあるはず。そんなとき、困難を打開する智恵やへこたれない精神的なたくましさを、「トムソーヤ」のトムや、「Tom Tit Tot]のパイを5つ食べて王様と結婚した娘など、疑似体験した物語からもらって素敵に、力強く生きていけるよね。
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KiddyとPR一緒にThe Three Billy Goats Gruffのお話でテーマ活動をしたときのこと、RくんとSHくんの兄弟が2人で橋になりました。床に縦につながって寝転がっています。ちびヤギさんがやって来て、どこを渡っていいのか困っています。すると、「身体の上をあるいていいよ。」とRくん。そこで、わたしも彼らに平行に寝転がり橋になりました。ちびヤギが橋を渡り始めると、RとSHは身体を揺らしながら橋がきしむ音を口でいっています。トロルになっていたのは年少のSちゃん。さて、Trollが「Who's that tripping over my bridge? だれだ~おれのはしを、かたことさせるのは~」というところになると、TrollのSちゃん、R、Shが一斉に大きな声でCDそっくりに。なんとも気持ちよさそう。大きいヤギにやっつけられて谷川に落とされたSちゃんはお話が終わるまで身動きせずトロルになりきっていました。橋の2人も橋のまま。
終わってからRくんが教えてくれました。「トロルは橋にくっついているんだよ。」って。満面の笑顔で。
嘘っこの世界でトロルと橋をからだとこころで感じていたのが強く伝わってきました。
ところで、小5のKくんに、「日本語は習ってないのに話せるようになったのはどうして?」と尋ねたら、「たくさん聞いて、あそんでいたら知らないうちに言えていた。」と答えてくれました。ラボでのことばの習得も同じ、「たくさん聞いて、友達をお話遊びしてたら言えていた。」ですよね。気持ちの溢れたことばが自然に身体の深いところに染み込んでいく感じです。学ぶというより、「体験する」です。
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